検索窓
今日:43 hit、昨日:18 hit、合計:17,982 hit

ええ子 ページ42

ファーストキスはさよならのキスだった


ガキの頃、毎日のように公園で遊んでいた


もう名前も思い出せないあの子。


遠くへ引越しをするからもう会えない


そう言われた俺は


「離れたくない」と


アホみたいに泣いた。


「顔あげて」と


頭を撫でられても


「いやや」と拒んだ


バッて視界が暗くなって


いきなりキスをされた


びっくりして俯いてた顔を少しあげると


「ええ子やね。」


そう優しく頭を撫でて


もう一度優しく唇にキスをくれた


ふわりと微笑んだあの子


そん時の顔も涙で滲んでちゃんと見れてないけど


それは、すごく綺麗な思い出

.2→←.4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:時音 | 作成日時:2021年10月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。