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「お力になれず、すみません。あ、じゃあ次のお話しますね!」



「頼むわ…」



「はい!って言うても、次は、マルちゃんのバイト先のお弁当屋の店長、村上くんです!

僕はバイトなんかせんといて欲しかったんですけど、マルちゃん家は父子家庭やし、僕もそこまで財力ないから、あかんとは言われへんくて、仕方なく…。

あ、僕は向かいのファミレスでバイトしてました!」



「そうか。それでその人はどうやってやったんかな」



「あ、そうでした!村上くんは僕は殺ってないんですよ〜

まぁ、村上くんがマルちゃんに言い寄ってきたんで、セクハラ・パワハラで訴えるよ?って言うて脅したんやけど、それでも辞めへんかったから、適当に村上くんの仕業っぽく欠陥を作って、あそこチェーン店やったんで、パワパラセクハラの内容と一緒に本店に報告書を出して、追い詰めました。

そしたら、いつのまにか睡眠薬過剰摂取してたみたいですね〜。なので、僕はやってません」



「そうなんねや」

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作者名:時音 | 作成日時:2021年10月9日 0時

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