今日:19 hit、昨日:18 hit、合計:17,958 hit
小｜中｜大
.7 ページ11
｢あっ｣
下向いてたから、口からこぼれて
砂場に着地した俺のアメちゃん
まぁ、これはアリンコにあげるとして、
うわぁ。まじか、他にアメちゃんあらへん
どっかしまってへんかったっけ
ポッケん中あさくっとると
聞こえたひとつの足音
｢おい、ガキ｣
最悪や。
｢ガキちゃうわ｣
こっちはアメちゃんなくなって気分悪いねん
｢おぉ、ずいぶん威勢のええこっちゃ｣
暗がりで顔がよう見えへんのが余計ムカつく
｢何が言いたいねん｣
タバコふかしたおっさんが寄ってくる
｢お前、ひとりなんか｣
だったらなんやねん
｢なんか言えや｣
お前なんかにいうわけないやろ
おっさんを睨みつける
｢すばる、くん…？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時音 | 作成日時：2021年10月9日 0時
