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｢なぁ。｣
久しぶりの亮ちゃんとちゃんとした会話や…
｢お前好きなやつおるん｣
え、
｢昨日寝言で言うてたで。｣
うそやん…。はっず…。
｢そいつやなくてすまんかったな｣
ん…？
｢おい、なんか言えや｣
亮ちゃんが好きや。なんて言われへん
｢病人にそんなこと言わんといてや｣
｢もう元気やろ｣
｢まだ頭も喉も痛いわ｣
ふ〜んとまた台所へ消えていく亮ちゃん
怒らせてしもうたかな
｢ほら｣
と置かれたのはホットミルクの入ったマグカップ
｢家では喉痛い時いつもそれやねん｣
｢いただきます…｣
｢甘い…｣
｢ハチミツ入ってんねん｣
｢亮ちゃんこれおいしい。もう1個作ってや｣
｢飲みすぎはアカン。腹壊すから｣
｢ええやん！もう1個だけ！｣
そうせがむと亮ちゃんの雰囲気が変わった
｢どうしたん…？｣
｢お前俺のこと嫌いやろ｣
え、なんで…？
｢じゃあな。もう帰るわ｣
いやや、行かんとって…！
俺、亮ちゃんのこと好きやのに…！
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作者名：時音 | 作成日時：2021年1月27日 8時
