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よし、終わったぁ
勉強に一区切りついて時計を見ると、いつの間にか日付は変わってしまっていた
｢マルー？終わったよ〜｣
｢…｣
｢まーるー？｣
｢…んぁ？｣
｢も〜寝てたん？w｣
｢やって、章ちゃんがんばってはるから邪魔したらアカンなって思って｣
｢マルやって勉強せんと赤点とるよ？｣
｢マルちゃんパワーでギリギリセーフや！｣
｢なんやねんそれw もぉ…ふわぁ〜…｣
｢お疲れ様やね｣
｢急に眠たなってきたわ…
マルと電話するとすぐ眠たなんねん｣
｢あらあら、明日朝起こしてあげましょか？｣
｢んふふ モーニングコールやな。お願いしてもええ？｣
｢じゃあ6時に！朝も勉強するんやろ？｣
｢ホンマにありがとー｣
｢お仕事あった方が起きやすいし、僕の方がありがとうやよー｣
｢ふわぁ〜…なんか、夜寝る時もマルで、朝起きるのもマルで、なん贅沢やなぁ｣
｢そう？なぁ章ちゃん。モーニングコールをしてもらうんに効果的な相手って誰かわかる？｣
｢えー誰やろ…。うんと…えっとぉ…｣
｢あれ？章ちゃん？｣
｢んぁ…ごめんごめん。マルの声眠くなんねん｣
｢なぁ章ちゃん。夜寝付けない時に誰と電話するといいか知ってる？｣
｢ん〜…誰やろなぁ…むずかしいなぁ……｣
｢あれ、章ちゃん寝てしまった…？｣
｢…スー…スー…｣
｢あんな、どっちも答え同じやねん｣
寝たフリなんてしたバツなんかな
だって、
｢好きな人やねん｣
なんて
もう寝られへんやん
責任とってな？
end.
TOY transparent 〜青･緑〜→←call me I love... 〜橙･青〜
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作者名：時音 | 作成日時：2021年1月27日 8時
