[オリジナル]死神に恋をした

episode 43 ページ46

Aside


ユウに言われて大人しくこの死神さんについていってるけど...部屋ってどこ?


『あの...どこ向かってるんですか?』


死神「あ...お客様専用のお部屋といったところです...」



この死神さん人見知りなのかな...?でも無言辛い(泣)


死神「お客様のお部屋はこちらになります。どうぞ」


ドアを開けてくれてるってことは入っていいってことだよね?きっとそうだよね!!


『失礼しまーす...スゴいなんだこれは...』


死神さんに通された部屋は今までに見たことないほど綺麗な部屋だった


死神「フフッ。あ...失礼しました」


笑われた...おっきくて可愛い死神さんに笑われた...


死神「フフッ(笑)面白いですねお客様」


『あの無愛想死神とテンション高い死神にも言われました...』


そう私が言うと死神さんは少し顔を曇らせた。私変なこと言ったかな?


死神「ユウさんがこちらにおいでになるまで少々お待ち下さい。」


あぁー...またさっきみたいに機械みたいな話し方に戻っちゃった...


『あのさ!!死神さん...ユウくるまでここにいない?』


死神「ですが...はぁ...分かりました」


『やった!!ありがと!!』


死神「ではその前にお茶でもどうぞ」


『あ、ちょうど喉渇いてたんだよねー』


死神「どうぞお茶です(ﾆｺｯ」


笑った顔悠里さんにそっくりだこの死神さん!!


うんうん。そっくりじゃなくてそのまんま!!


『ふはぁぁぁぁぁあ...あのさユウと悠里さんの昔って知ってr...(ｽﾔｽﾔ』


私が最後に見たのはとても悲しそうな顔をした死神さんだった......

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