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「安室さんは…」
「…？僕がどうしました？」
安室さんは…ズルい。
色々と必死な私を大人の余裕というやつでにっこり微笑みを浮かべながら見守ってるんだ。
人が弱ってたらすぐに気づいて、
つつかれたら壊れてしまう所をピンポイントで狙って、シェルターが完全に壊れたらもう、安室さんを受け入れるしかない。
それが友達なんだろうか
私と安室さんは友達。
トモダチ…
最近そう考えると何故かむずっとする。
どこから来るムズムズなのか
歯がゆいのか、それともなんか違う…っていうムズムズなのか。
「…安室さんって、今何が欲しいんですか」
そう聞くと少し驚いた顔をする。
そして悩む素振りをして
「うーん。特には…」
…うん。今のは私の聞き方が悪かった。
子供っぽすぎる
「この前のお返しがしたいんです」
「…Aさん、別に僕は」
「ち、違います！これは、借りがあるとかそうのじゃなくて私は純粋な好意として…」
「えっ」
「…エッ」
ん゛！？！？
ジュンスイナコウイトシテ！？？！
なななな何を言ってるんだ私はァ！！！
「じゅ、純粋な好意というのはつまり…と、友達に対しての！！そう！！私達友達ですから！！友達に対する好意で！！」
「落ち着いてくださいAさんw
分かってますから」
「あ、はい…」
まぁ…そりゃこんなクソガキに言われても勘違いなんてしないよね…
もやっ
…ん？もや？
「うーんそうですね。僕はAさんがくれるものならなんでも嬉しいです」
「いや、そういうのはいいんで」
1番困るやつだし
「(本当なんだけどな…)じゃあお願いがあるんですけど」
「なんでしょう！」
「今週の日曜日空いてますか？」
「日曜日ですか？空いてますよ」
「なら10時にAさんの家の前で」
「はい」
10時…10時…と、スケジュール張に書き込んでいく
「ふふ。楽しみにしてますね
Aさんとのデート」
ほう。デートするのか…
デート、でーと…
…ん？
でぇと？？
「でぇえええ！？！？」
「じゃ、僕はこれで。ゆっくり食べてくださいね」
「えっちょ、待っ…」
てぇええ！！！と言う前に安室さんがちょうど来たお客さんを案内しだした。
この行き場のない手はどうしたらいいの…？
いやそんなことより、デート？
もしかして今デートの予定立ててた？？
デートなんて誘われたの初めてで全然気づかなかった自分はアホだと思うけど…
…まじ？？
な、何着ていこう…！！
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理那(プロフ) - あぁ！そういうことでしたか！私よく絵を描くので知ってて！実際あんま覚えてなかったのでよかったです！ (2020年5月22日 0時) (
レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴみ(プロフ) - 理那さん» ご指摘ありがとうございます！！すみません、自分単行本派なので赤井さんの目の色すっかり勘違いしてました(号泣)訂正したのでまたよろしくお願いします！ (2020年5月21日 23時) (レス) id: bf70a421f2 (このIDを非表示/違反報告)
理那(プロフ) - 赤井さんって目は黒じゃなくて緑色、だった気がする？いやすみません間違ってたら！無理のない程度に頑張って下さい！ (2020年5月21日 21時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月6日 3時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
腐夢(プロフ) - 初めまして！番外編も本編もとても面白くてにやけながら読みました！読みやすいし感情移入しやすいのでとても読んでいて楽しかったです。素敵な作品をありがとうございます┏○))ﾍﾟｺﾘ (2020年4月29日 23時) (レス) id: 93d427ce7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピピミ | 作成日時：2018年7月6日 14時
