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本当に連れてこられてしまった。
「へー！Aちゃんも女性誌読んだりするのね」
ちゃっかり梓さんも参加してるし…
てか皆から見て、そんなに私はそういうものに疎そうだと思われてるんだ。
いや実際疎いけども！！
「ねぇどうして？」
安室さんが裏に行ってる間、梓さんは休憩だと言って私の隣に座って執拗に聞いてくるもんだから
「今日、蘭ちゃんと園子ちゃんが読んでて…」
「うんうん」
「それが楽しそうで、羨ましかったから…」
は、恥ずかしい…！！
でも梓さんはきゃー！と言いながら抱きついてきた。
「Aちゃん可愛い〜！！」
「あ、梓さんの方が、可愛いです…」
「じゃあどっちも可愛いってことで！」
…梓さんっぽいなぁ
「何を2人で話してたんですか？」
そこへ安室さんの登場。
梓さんは何でもないよー！と言いながら、私にねー？と言うのに、コクコクと頷いた。
あ、シュークリーム美味しそう…
「じゃ、私はお邪魔なので仕事戻りマース！
安室さん、休憩してていいですよ」
「え？」
はた、と止まるフォーク
「はーい！ありがとうございます」
え？？？
「じゃ、隣失礼しますねー」
え？？？？
「な、なんですかコレ」
「？何って、休憩ですけど」
さも当たり前のように！！！
「お、奥で休まれては？」
「こっちの方が休まるんですよ。ささ、僕の事は気にせずに食べてください」
いや、気にするわ！！！
「私の食べてるところなんて見てどうするんですか」
「だから休憩なんですって」
「休んでください」
「だから今、安室ガス抜いてるんですよ」
「…」
そう言われてると何も言えない…
もういいや、食べてしまおう。
なるべく安室さんのことは見ないように、シュークリームを頬張る。
…ん！イチゴ入ってる！！
外はシュー生地がサクサク、中は甘めのカスタードに、酸っぱいイチゴが合う！
し、幸せ…
「……ふふ、」
ん？
何かを感じて安室さんを見ると、手で口を抑えて震えていた。
「…安室さん」
「あはは！ごめんなさい、つい…くくくっ」
「なんでそんなに笑うんですか」
「だって、さっきまであんなに不機嫌そうだったのに、シュークリームを食べた瞬間…ふはっ」
こ、これは、絶対に馬鹿にしてる！！
「…単純な女だなって思ってるでしょ」
少しブスくれながら言ったら、
「いえまさか！でもこんなに素直なAさんは、きっと小悪魔系女子にはなれませんよ」
なんて言われた。
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理那(プロフ) - あぁ！そういうことでしたか！私よく絵を描くので知ってて！実際あんま覚えてなかったのでよかったです！ (2020年5月22日 0時) (
レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴみ(プロフ) - 理那さん» ご指摘ありがとうございます！！すみません、自分単行本派なので赤井さんの目の色すっかり勘違いしてました(号泣)訂正したのでまたよろしくお願いします！ (2020年5月21日 23時) (レス) id: bf70a421f2 (このIDを非表示/違反報告)
理那(プロフ) - 赤井さんって目は黒じゃなくて緑色、だった気がする？いやすみません間違ってたら！無理のない程度に頑張って下さい！ (2020年5月21日 21時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月6日 3時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
腐夢(プロフ) - 初めまして！番外編も本編もとても面白くてにやけながら読みました！読みやすいし感情移入しやすいのでとても読んでいて楽しかったです。素敵な作品をありがとうございます┏○))ﾍﾟｺﾘ (2020年4月29日 23時) (レス) id: 93d427ce7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピピミ | 作成日時：2018年7月6日 14時
