family

・ ページ37

『ねぇ・・・私wingsに行くつもりなんてないんだけど』




TH「えーなんで！」







『それならここで死んでやる』






JM「ほら、お姫様もそう言ってるんだから
さっさとこいつ殺して帰ろうよ」










『・・・・・・・・・・！』














・






馴染みのある地面の小さな振動を感じて

驚きながらもバレないように

体制を立て直した









TH「ジミナお願い！」




JM「だめ」








TH「ケチ！！」







JM「お前も殺すぞ！」










・・・・・仲良いんだな

少しだけ

羨ましいと思った







・








・












その時



)))ブオォォン！





「！！！」






バイクが私とテヒョンの間に
勢いよく突っ込んでくる





「A！乗って！！」









黒のハーレーFXDR



















2人が離れ

ちょうどいいタイミングでバイクに飛び乗った







そのままスピードを上げて進むバイク

煽ったつもりで
2人に手をふると
テヒョンだけ何故か振り返してくれた


ジミンももう攻撃してくるつもりはないようで
ただその場に立っていた






・















・








バイクの音にかき消されないように大声で叫ぶ













『ホソク！！あんた怪我は！？』







HS「まだ治ってない！でもAがピンチって聞いて

いてもたってもいられなくて飛んできた！！」




折れた手でグッドサインをするホソク


『馬鹿じゃないの！？怪我が悪化したらどうすんのよ！』








HS「馬鹿なのはお前だろ！！そんな怪我して！


俺がきてなかったらあの2人に殺されてただろ！」









『違うし！誘拐されそうになっただけだし』






HS「はぁ！？」





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TH side




「あーあ、行っちゃった」


ジミナは
小さくなっていくバイクをただ見つめている





”A”って男が叫んでいた




Aちゃんっていうんだ







「・・・・・・・・あれ」





JM「？・・どうした？」








どこかで聞いたような・・・

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