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いくら煙があったとはいえ

それなりに怪我してる


それに加えて・・・




左足に刺さったナイフを見ながら
私は少しだけ焦った






・・・・仕方ない





私は腰のベルトに仕込んでおいたナイフで
男の首を掻き切った


プシャっと血飛沫が私にかかる






ゆっくり男が倒れる前に
私はそいつから飛び降りた




『あーあ。オッパにもらった服汚したくなかったのに』






口元についた血を右手の甲で拭った








『・・・ふう』





さっき前で生きていた奴ら

今はゴミのように
ゴロゴロと転がっている




オッパの顔に泥塗ったお前らが悪いんだよと

当然の報いだと


そいつらを嘲笑った






スマホを手に取って
ナムジュンに電話をかける


血で滑ってうまく画面が反応しない




『・・・ッチ』





Prrrrrrr




『もしもしナムジュン?

うん。やっぱりあんたのいう通りだった


え?あ、うん。全員倒したよ



・・・・太ももにナイフ刺さってるけど


大丈夫だって


・・・あ、でも誰か迎えに寄越してほしい
そっちまで帰るのはちょっときついかも


うん、・・・・・・うん。よろしく』







警察が来る前にとりあえずこの場を離れよう


そう思った時だった



























「すごいね、これ君がやったの?」




『ッ!?』





突然背後から声が聞こえた





後ろから抱きしめられるように


首元にナイフを当てられる






しまった

全員殺したと思って油断してた







『そんな物騒なものしまってよ』





「いひひ、かわいい声。

君が持ってるその物騒なもの離してくれたら降ろしてあげる」








いくら油断したからって

こいつ


ジョングクといい気配がなさすぎる




殺気を隠すのが異様なほど上手い
それか、初めから”そんなつもりがないのか”





私は相棒を地面に落として両手を上に挙げる


それを見た男はナイフを肌から離した




・・・・こいつ馬鹿だ




一瞬の隙をついて上半身を前に倒し
半身を捻って思いっきり右足を男の急所めがけて蹴り上げる




「っうわお、君本当にすごいね」



『・・・ッチ』





いとも簡単にかわされ

蹴り上げた足を掴まれてしまった



並ならぬ反射
動体視力



・・・・こいつ



強い

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設定タグ:BTS , ユンギ , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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てじゆ(プロフ) - ちゃろすっこさん» 楽しすぎます^o^大好きな作品です! (2022年8月18日 20時) (レス) id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 治安悪いバンタン大好きなので読んでて超楽しいです!!ユンギ推しなので尚楽しい (2022年8月10日 9時) (レス) @page20 id: 64c2a0470d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» コメントありがとうございます。是非とも今後の展開をお楽しみに(ΦωΦ)フフフ… (2022年8月5日 13時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
てじゆ(プロフ) - 面白いです!更新待ってます♪まさか主人公がwingsの誰かと知り合いとかなのかなとかそれをユンギさんは知ってるのかなとか色々ワクワクしながら読んでいました♪ (2022年8月4日 23時) (レス) @page7 id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年7月30日 17時

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