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会社を後にして
いつもの場所に行く
歩きながら
スマホをスクロールして
”ミンジュン”と書かれた名前をタップする
prrrrr
3コール目で彼が電話に出た
「・・もしもし!Aか!」
『お、オッパぁっ・・・・・助けてっ』
嗚咽しながら電話する私の声を聞いた彼は
何か異常事態が起こっていると理解したようだ
「どうした!何があったんだ!」
『弟が、事故に遭って・・・っ、今すぐ手術しないと死んじゃう!!
でも私・・・そんなお金ないのっ・・・・どうしよう』
「・・・・・・くそっ
今すぐ行くから待ってろ!」
『本当?・・・・・じゃあいつもの部屋で待ってるね』
そう言って電話を切った
キラキラと煌びやかに輝く建物の扉を潜ると
彼がいつもの笑顔で出迎えてくれた
「あ、A!ヒョンから話は聞いてるよー
あそこの部屋使って!」
『りょーかい
ホソク、今日指名何本入ってる?』
HS「今日は5人!」
はぁ、と肩を落とすと
彼は楽しそうに笑った
彼から渡された鍵を持って最上階にく
黒のランジェリーに着替えて
ベッドの上で待っていると
チャイムがなった
)))ガチャ
「Aっ」
『オッパ・・・きてくれたんだね
中、入ろ?』
彼の手を引くと
大人しくついてきた
彼の手には大きなボストンバッグ
「手術代、いくらなんだ」
『・・・・3000万』
「本当に?」
『Aのこと・・・・・信じてくれないの?』
「そ、そんなわけないだろ!
ほら!金ならここにある!
だからA・・・俺と一緒に逃げよう!」
『・・・・・え?』
「誰も知らない場所で2人で生きるんだ」
『・・・ふふ、とっても素敵
じゃあ着替えるから後ろ向いておいてくれる?』
「わかった」
そう言って大人しく私に背を向けたのを確認した後
私はガーターベルトに仕込んでおいたリボルバーの引き金を
彼の頭に向けて弾いた
))))バンッ、バンっ
「やーん、血がついちゃった」
あんたなんかについていくわけねーだろ
ばーか
返り血を動かなくなった彼の服で拭いた後
オッパに電話をかけた
『オッパ、終わったよ
うん、みかじめ料含めて3000万きっちり』
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てじゆ(プロフ) - ちゃろすっこさん» 楽しすぎます^o^大好きな作品です! (2022年8月18日 20時) (レス) id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 治安悪いバンタン大好きなので読んでて超楽しいです!!ユンギ推しなので尚楽しい (2022年8月10日 9時) (レス) @page20 id: 64c2a0470d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» コメントありがとうございます。是非とも今後の展開をお楽しみに(ΦωΦ)フフフ… (2022年8月5日 13時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
てじゆ(プロフ) - 面白いです!更新待ってます♪まさか主人公がwingsの誰かと知り合いとかなのかなとかそれをユンギさんは知ってるのかなとか色々ワクワクしながら読んでいました♪ (2022年8月4日 23時) (レス) @page7 id: c42e2fc63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃろすっこ | 作成日時:2022年7月30日 17時