family

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Aは言うなれば薔薇のような女の子




すごく綺麗で



でも、触れようと手を伸ばせば怪我を負ってしまう




凛としていて



返り血さえも彼女を引き立たせる









組員の誰もが彼女の魅力に魅了されただろう


でも手を出すことはできない


なぜか





それはユンギヒョンのものだから







ヒョンは異常なほど彼女を愛している




ヒョンの考えはAの考え


ヒョンのいうことは絶対



あそこまで支配されていれば逃げたくなるだろう
でも彼女は平気な顔してヒョンの隣に居続ける




そう
彼女はそれを当たり前だと思っている



幼少期からもはや洗脳に近い形で彼女を支配してきた





ヒョンの部屋に呼び出される日


何が起こってるのかなんて安易に想像できる
でも、誰も止められない








ヒョンと同じ髪色




ヒョンが入れろと言ったタトゥー





あれはヒョンの操り人形だ









・・・僕は


あの2人を見ていると無性に悲しくなる




2人のことが大好きだからこそ

2人には幸せになってほしいのに

















HS「僕は・・・・Aには幸せになってほしい」








『？？？』









キョトンとした表情のA






A、僕怖いんだ



Aもヒョンも





いつか簡単に居なくなっちゃいそうで









『・・・・オッパのとこ行かなきゃ』
















ヒョンしか知らない


可哀想な女の子













YG「ホソク。あいつには手を出すなよ」








HS「わかってるよ」










Aが全ての



哀れなヒョン

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