なんで？ ページ39
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次の日も全く同じことして
女子って、恋バナ好きだね。笑
結局また、部屋を出てきちゃうっていうオチ
結菜は、きっと隼について語ってるんだろうな〜
｢恋か〜｣
そんなの、もう出来る気がしないや
ほら、こうやって思えるでしょ？自分
やっぱ、翔吾のこと大好きなんだなー
うん。やっぱりちゃんと好き
他の人なんて考えられない大丈夫って
みんなの恋バナ聞いてて苦しくなるもん
会いたくなるもん
やっぱ翔吾だなー
｢翔吾、大好きやん｣
｢え？｣
裕太｢よ。｣
｢裕太か…って、え？｣
なんで、私の言ったこと分かったの？
裕太｢声に出とったで｣
｢あれぇ…笑｣
裕太｢ふっ。笑 ええなぁ翔吾はこんな思ってもらえて｣
｢何言ってんの、裕太だってモテるでしょ？｣
裕太｢んなわけないやん｣
｢えー。笑｣
やっぱ、翔吾の思い出話止まらないな
なつかしい
裕太｢あ、覚えてる？三年前の東京のショウケース｣
｢翔吾と初めてあった日？｣
裕太｢そ。あん時な、翔吾が一目惚れしたーなんて言って慌てて声掛けに行って｣
｢…え、待って。隣にいたの裕太？｣
裕太｢そうや｣
｢髪の毛真っ黒で分からなかった…｣
裕太｢いや、地毛は黒いわ｣
アホやんなんて言われたけど
そうだったのか。
｢…あ、じゃあ翔吾と踊ってたのも｣
裕太｢俺や。笑｣
｢へえ、裕太上手すぎてみんな惚れるよねって話してたの思い出した｣
裕太｢そんなこと言って、翔吾と付き合ったやつが何言ってん笑｣
｢だって、裕太あの時も話さなかったもん
なんかさ、裕太って初見だと怖いよね｣
｢よく言われる。だからみーんな翔吾のとこ行くねん笑｣
翔吾は、常に笑ってて人集めるような人だったもんね
楽しかったな。あのころ。
なんて、浸ってたのに
・
裕太｢Aは、幸せになんなきゃな｣
｢…え？｣
突然、真面目な顔してそんなことを言ってきた
裕太｢あ、いや、ほらさ。Aが幸せじゃないと、翔吾心配するやろ｣
｢…うん。そうだね。｣
私幸せになんかなれないよ？
だって、翔吾がいないから
裕太が教えてくれたでしょ？
翔吾のこと、ずっと好きでいいって。忘れなくていいんだって。
だから、幸せになんてなれないのに
どうしてそんなこと言うんだろうって
昨日、亜嵐に励まされたのに裕太のせいで
私の頭の中ぐちゃぐちゃになっちゃった
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作者名：ゆーたらん。 | 作成日時：2018年5月31日 2時
