my future with you (ページ33)

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ムカつく。ページ33

亜嵐side

はあ、なんだよ班って

『白濱くん！片寄くん！川村くん宜しくね！』

涼太と、あと同じクラスの北人達といつもつるんでる壱馬。

それは全然いいよ？向こうのグループも半端だったみたいだしさ
けど、この女誰って感じなのほんとに

Aと結菜しか、知らないんだもん
興味無さすぎて

｢いってぇ！｣

涼太｢亜嵐くん顔に出てる｣

｢まじ、なんでAじゃないの？｣

涼太｢しょうがないよもう｣

ぶつくさ言ってたら涼太に、殴られたし。

ちぇっ
はあ、つまらないな

…うわ、隼のやつ結菜と同じだから顔ゆるっゆる
裕太なんてAと距離ちけーよ
勉強教えてるんだろうけどさ…

しかもなに？あそこの班の講師めっちゃイケメンじゃん

なんなんだよ。そんなことあんのかよ

壱馬｢亜嵐顔こわ｣

｢まじ、やってられない｣

涼太｢ほーら、そうやってやめない！｣

マジで無理。誰か、解放してください

本当に嫌だ

亜嵐｢うえー、辛くて吐きそう｣

涼太｢告っちゃえばいいのに｣

亜嵐｢それができたらこんな辛くない｣

壱馬｢なになに？好きな人いるん？｣

亜嵐｢壱馬うるさい｣

壱馬｢うわ、今日の亜嵐ホンマに怖い｣

流石にさあ、今の今までこうして友達してきた訳だし
Aも、Aで色々あるし
あいつの心これ以上かき乱さないし

…俺だって、結構考えてるんだよ
好きなの、やめようって思ったよ？

でもさ、やめらんねーんだって
Aの、いろんなこと知る度好きになるんだ

これで、裕太が敵になっちゃったら俺
…勝ち目なくね？

ほんと、勉強なんてやってらんない