my future with you

一安心 ページ26

裕太side



良かった
やっぱ立花さんは、ええ子やった

そりゃそうだろ。翔吾が選ぶ女だもんな





ただ、頑固やなあ
忘れなくていいって言ってるやん。笑






｢忘れなくてええって
そう思って、これ持ってきたんやけど｣







そう言って、小さい包開ければ

どこからそんなに出てくるんだってぐらいポロッポロ泣き出す


体の水分無くなるって




｢ああ、泣かせたくて持ってきたんやないのに｣




もっと翔吾に怒られるやん



知ってるで、これAに貰ったってすっげぇ自慢してきたんやから

ブレスレットの結び方でね
ずっと一緒にいられるおまじない教えて貰ったんだーとか言って

それ昔、おかんから教えてもらったことあるやつやん有名なん？なんて思いながら

そんな惚気を聞かされたんやで？笑

俺が持ってたって意味ないやろ？




もうほら、そんなに泣いたら可愛い顔が台無しやで？

はよ泣きやめって。笑





｢ほんっと泣き虫。｣


A｢うう、だって。｣


｢翔吾から、罰当たるやん｣


A｢っふふ。そんな事絶対できないよ？翔吾｣


｢っふ。そうかもなあ｣


A｢結構意気地無しだもん。
そのくせ、夢に出てくくるけどね｣


｢俺んとこも来たわ
うわ、あいつ絶対大好きやん｣


A｢え、ほんとに？
怖い怖い。呪われちゃう｣




ほんと、大好きか

翔吾たまにねちっこいからなーなんて
思ったりするけど


ほら、この子にはたまに会いに来てやってな？
呪うなよ？



｢翔吾の祟は危険やで〜
ほら、立花さん気をつけな｣


A｢A。｣


｢ん？｣


A｢Aでいいよ。なんか、堅苦しい｣


｢んじゃ、中務くんやめてな？｣


A｢うん。｣


…ふふ。良かった笑った

怒られんくて済むわ。笑



突然、名前で読んでってのはびっくりしたけど
少しは許してくれたんかなって




亜嵐｢ああ、もう。二人とも俺ら忘れてるでしょ！｣


A｢あ、、、笑｣


隼｢え、ほんとに？｣


A｢ふふ。うそうそありがとう｣






あかんわ
亜嵐にも怒られてまう



でも、ほんま良かったって、胸をなでおろした

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