俺ら、平和だ ページ22
亜嵐side
裕太「あ、ごめん先行ってて。
俺さ、あいつに渡さなきゃならないものあんねん」
「…わかった。
じゃあ、○○駅に4時半ね」
裕太「了解」
なんだろ、預かり物かな?
玲於「大切なものかな」
隼「かもね。その、翔吾さんの」
有り得そう
そういうのもあるよね。
ほら、嫉妬してる場合じゃないって
隼「ね、なんか食べ物とか買っていこ」
龍友「ええな!」
Aの家、学校から3駅だからその前に駅のコンビニでお菓子とかジュースとか買って
あいつが好きな物ばっかカゴに入れるやつら
なんだこれ笑
ジャンプとか、ぜってー隼じゃん
いや結菜、化粧落としは要らんて
お前泊まる気だろ
玲於「よし、これでOK」
亜嵐「いや、まて」
お前ら目的わかってんのか!
様子見に行くだけだぞ!
俺らは長居しないぞ
ま、いっか割り勘だし
涼太「A、元気かな」
「元気だといいな」
潔くして、電車乗ってAの最寄り駅につくと既に裕太は着いてた
龍友「え、裕太早ない?」
「いや、俺の家の最寄りここやねん」
隼「え、一緒なの?いいなー」
うあわ、最寄りまで一緒かい
なに、ほんと
負けた気分だわ…
涼太「亜嵐くん落ち込んでる。笑」
「あ、バカにしたな」
涼太「わかりやすーい」
うるさいよ、バカ涼太
って感じでAの家に着いたのはいいものの
龍友「おらんのかい。」
まじか。
んじゃ、どこ行ってるんだよ
…まさか、ね
いやいや、そんなことない!
あいつは居なくなったり絶対しない!
隼「え、なんか嫌な予感」
玲於「やめろまじ」
龍友「大丈夫やろ」
・
裕太「あ!」
玲於「どうしたの?」
裕太「いるところ分かるかも」
「は!?」
裕太「いや…ほら、翔吾の好きな場所はだいたいわかんねん」
…ああ、そっちか
なんてAの居場所分かるんだよ!って
勝手に嫉妬しちまったよ
こういう時なのに、マジで自分あほかよ
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作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2018年5月31日 2時