赤い髪 ページ2
直人「おはようございます
皆さん、今日から三年生ですね…」
朝から受験生だとか、最高学年だとかひたすら長話する先生
みんなから直ちゃんとか、なおっさんとか言われてるちっちゃくて可愛い先生
今は、話が長すぎて全然可愛げ無いけど
亜嵐「A?」
「ん?なに?」
亜嵐「なんで、A隣空席なの?」
結菜「ほんとだ」
亜嵐「そうそう遅刻?」
「まさかね?」
出席番号順なのに隣の亜嵐と私の前に座る結菜
ほんとになんでか分からないけど、ポカンと空いてる一番後の席
直人「そうそう、こんな話してる場合じゃないんだわ
みんなお待ちかね、転校生の紹介です」
隼「え!?先生ー、女の子?」
直人「小森、黙っとけー」
亜嵐「可愛い子がいいなー」
結菜「えー、イケメンでしょ」
亜嵐「それならここにいますよ?」
結菜「1回殴らせて」
亜嵐「…すみません」
そんなやり取りしてた中、ガラッと音をたてて開いた扉
うわ、髪色やば
亜嵐「…真っ赤だよ」
「派手だねえ」
結菜「あんた人のこと言えないでしょ」
え?そんなことないよ?
今は黒髪だもーん
「中務裕太です
…よろしく」
中務…なんか、聞いたことある気がする
なわけないか
結菜「ね、これ隣じゃない?」
「…そうかも」
直人「じゃー、席は立花の隣な」
ほら、ほらほら
なんか歩き方も、ヤンキー?輩?みたいだし
龍友以上に怖い
そもそも、髪の毛赤ってなに
一言も発さず、ドカって座ってるし
亜嵐「…気をつけなね」
「何をどうやって」
亜嵐「分からないけど」
…亜嵐もビビってる
隼なんて、口空いてるし
玲於も涼太くんも、びっくりしてる
インパクトが強すぎる
まあでも、関わることはなさそうかも
179人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2018年5月31日 2時