Contrary Love 2 [Alan]

no.57 ページ7

亜嵐side








店閉めて、美奈子さん達と話してた






学校の事とかいろいろ









恋愛とかもね、面白いほんとに。









・









美奈子｢ねえ、白濱くんてさAちゃんのこと好きだよね？｣




｢…え？｣





拓也｢ほら、図星っすよ！｣




美奈子｢ほんとね、もう見ててワクワクしちゃう｣




｢や、まあ、｣









やっぱり俺わかりやすいらしい…
恥ずかし









美奈子｢頑張ってね白濱くん｣









羨ましいなー恋したいなんて



いや、旦那さんいるじゃないっすか









そんなことしてたら、いそいそ支度して準備万端のAちゃん









｢もう帰るの？｣




A｢うん。お先に失礼致します！｣








すごいるんるんじゃん









拓也｢え、もしかしてこれから彼氏？｣









…は、それは。









拓也さん爆弾落としてきたな。
いや、でも有り得なくもないか







A｢彼氏なんていないですよ｣





拓也｢なんだー笑

何かあるの？急いでるから｣







ほっとした俺の事を

ちらっと見てくるたくやさん。
やめてください。笑









A｢毎年ダンスメンバーで恒例のクリスマス会なんです。

オールですよ絶対…｣









クリスマス会かー
いいなたのしそうじゃん。









美奈子｢気をつけて行ってくるのよ。｣




A｢はい。では、お疲れ様です。｣





｢お疲れ。｣









佐野くんとかなら安心だし、いいか。









Aちゃんとクリスマス会とか、羨ましい以外何者でもないけど








ダンスメンバーはAちゃんにとってはきっと、大切な人達だから








拓也｢ちょっと嫉妬したでしょ？｣




｢な、、違いますって！｣





拓也｢面白いなー笑

ま、亜嵐カッコイイし頑張って振り向かせな。｣







｢…はい。笑｣









分かってる。



だけど、振り向いてくれなくて、折れそう…









美奈子｢じゃあ、そろそろ解散しましょう
お疲れ様でした。


次は年末年始のセール頑張りましょう。｣








店長から、声かかってみんな解散。









はー、今日クリスマスだぜ？






親はデートしてくるわって言ってたし



姉ちゃんと家帰って2人とか笑えない。

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