Contrary Love 2 [Alan]

no.97 ページ47

なんか寂しくなって、昔よくやってたように玲於の背中にダイブしてやった。




ちゃんと許可はもらったよ？







きっともう、一生出来ないから記念よ記念









玲於｢いったぁ。てめえ！笑｣


｢あははっ、玲於の顔〜｣



玲於｢ったくなんだよ。白濱くんに怒られるから降りろ笑｣



｢えー。はいはい笑｣



玲於｢A。良かったな

これで、俺安心してLAいける。｣



｢うん。玲於ありがとう。

頑張るんだよ。好きなだけ、納得いくまで極めてきてね｣



玲於｢あったりまえ。じゃ行ってくるから｣



｢うん。よっしゃ行ってこい！｣









ちょっと、泣きそうになっちゃったけどなんて、絶対教えてやらない









夏恋ちゃんと手を繋いで。
飛行機までの道を歩く玲於の姿は、凄く逞しかった。







･







･









｢行っちゃったなー。｣


亜嵐｢泣くの我慢してたでしょ？｣


｢泣けるわけないでしょ。玲於の前で｣







玲於の、夢
応援してあげないといけないからね









亜嵐｢俺は、なんか嫉妬したけどなさっきの。｣


｢心がちっちゃいですねー亜嵐ちゃん｣


亜嵐｢おまえ、うっざいわ笑｣


｢なーに？がきんちょ｣


亜嵐｢あ、そういうこと言っていいんだ？｣








…やば、これダメなやつだ








"妬いた亜嵐は、危ない"って
後でメモしておこう。









裕太｢っふはは。ダメだお前ら面白い。
立場逆転してるやん笑｣


｢裕太くん…ありがと｣


亜嵐｢先生、なんで今入ってくるんすか！｣


裕太｢え、なんや…！？｣







最近気づいたこと、亜嵐をいじめると
どこだろうと関係なくキスとか、ハグしてこようとするの。









ほんと危ない。









亜嵐｢いいとこだったんすよ。｣


｢は？どこだと思ってるの？ここ空港
わかる？くーうーこーう｣


裕太｢お前ら、正反対だったのになー。笑｣



｢裕太くんそんなこと言ってる場合じゃない。
止めてこいつ。｣


亜嵐｢えー？何言っちゃってるのかなー？

あ、じゃあ好きって言ってくれたら許すよ｣


｢はー？ばかなの？｣


亜嵐｢えー言ってよ。ねえ、言って｣


｢や、やだ！｣


亜嵐｢えー、じゃあその口塞ぐよ？｣


｢は、ばか、まって。
すきだから。待ってやめて！！｣









隣で爆笑してる裕太くん。
笑ってないで止めて…

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