Contrary Love 2 [Alan]

no.77 ページ27

あれから、白濱亜嵐とはほとんど一緒ってぐらい







ほんと可笑しすぎ








…でも、嫌じゃないのが不思議









この光景にも、クラスは慣れちゃったとか。

あのれーなだって、白濱亜嵐のこと諦めたらしい

だって、あの子怖いぐらい話しかけてこない









しまいには付き合ってるの？っていう噂









…なわけないじゃん









亜嵐｢ねーAちゃん今日バイト？｣



｢そー。てかあんたも｣



亜嵐｢あ、そうだった。
テヘペロ笑｣



｢…腹立つ｣


亜嵐｢怒んなよ〜｣









なんだかんだ言って白濱は、バイトも続けてて



なんだこれ、どこ行っても一緒にいる。







・




・








その頃の授業は








眠くて寝てたり


だって、もう学校終わりだし


テストも終わったもん









｢…ねむ、もう昼か…｣


なんて気づいた時には昼休み









｢白濱亜嵐、ご飯奢っ…って、いないじゃん｣


…めずらしい









なんだ、



冬休み前までは、昼たーべよって言ってきたのに









｢亜嵐なら、2年のかわい子ちゃんに呼び出しだせ？｣


｢告白じゃね？うわーあいつうぜえ｣



｢…そ。｣








よく、白濱亜嵐と話してる男子達にこんなこと言われた








…そっか。あいつモテるんだった


告白なんて、今に始まったことじゃないよ。


なんでそんなこと忘れてたんだろう？









｢…私が邪魔者ってそういうことか｣



だから、あんなに言われてたんだ私



こんなモテるやつと、話してたから









そっか、好きになる女の子なんて沢山いるよね



じゃあ、一緒にいない方がいいじゃん



きっとその告白してること付き合うだろうし









そう思ったら、なんか胸がチクって。

…なにこれ









…寂しいじゃんか

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