☆動画:バレンタイン編2☆~ Another Story~ ページ34
･
はい、やって参りました！
なーくん家に着いたけど、まだ心の準備が出来てなくてチャイムが押せない。
でもいつまでも此処にいる訳にも行かないし…まだ2月寒い!!
はぁ〜…もう、どうにでもなれ！
ピンポーン♪
「はーい」
ガチャ。
さ「A？」
『あ…どうもぉ』
さ「いきなりどうした？今日来るって言ってたっけ？」
『いやぁ…あの〜』
さ「？…まぁいいや、寒いから入りな」
『…うん、ありがと』
自然にスリッパを出してくれるさとみくんは、私に背中を向けてリビングに向かう。
さ「おーい、なーk…うおっ！」
私は彼の腕を掴んでいた。
『ごめっ、あの…っ!!』
やばい、やばいぃ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
思わず引き留めてしまった。
でも…今チャンスなのでは？
やっぱり本命は先にあげたいし…。
あぁ、もう！
どうしたらいいんだよぉ!!
さ「なんかあった？」
『え？』
さ「仕事とかでなんかあったのかな、って思って」
『いや、違っ…うぅ、あの…これ！』
さ「これって…」
『……バレンタインだから、さとみに本命チョコ(ボソッ)』
さ「……」
真っ赤な顔を見られたくなくて、顔を下に向けながらチョコを渡す。
めちゃくちゃ小さい声だったけど聞こえたかな？
『……』
さ「……」
えっ、なんか言ってよ。
なんで何も言わないの。
沈黙が耐えられなくて、チラッとさとみくんの顔を見ると。
真っ赤な顔の彼がいた。
さ「見ないで」
『…っ！』
私の目を大きな掌で遮って呟いたのだ。
そんな顔、初めてみた。
胸がキュとした。
私が彼をこんな表情にさせたんだ。
『さとみ…手、離して？しっかり目を見て伝えたいの』
さ「…っ、わかった」
私も彼も真っ赤な顔をしていたと思う。
『あのね…あんまり気持ち伝える事が出来なかったけど。私、初めての恋人がさとみで良かった。私を好きになってくれて、ありがとう。大好きだよ!!』
さ「ふっ、俺もAのこと大好きだよ」
さとみくんの手が頬にかかり、綺麗な顔が近づいてくる。
私は静かに目を閉じて。
お互いの唇が触れるまで残り1cm…。
．
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雨歌 - めっちゃこの小説好きです…。完結(?)になっちゃったけど繰り返し読みます！！(`・ω・´)さとみくんかっこよすぎ…。 (2021年3月1日 22時) (
レス) id: f73077e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - めっちゃ面白いです！！サイドが、saidになってますけど、、sideだと思います(汗) (2020年6月7日 13時) (レス) id: 65e8ae441b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 桃色もんねさん» あと忙しいなら楽しみにしてるけど投稿せずに絶対、休んでくださいね？ (2020年3月4日 21時) (レス) id: eae8e981b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 桃色もんねさん» やっぱりもんねちゃんの作品まじで面白い！ｗ (2020年3月4日 20時) (レス) id: eae8e981b9 (このIDを非表示/違反報告)
夢見 - 桃色もんねさん» 返事ありがとうございます！コロナとか流行ってますがナゴドよろしくです！(＞＜*)ノ~~~~~ (2020年2月28日 12時) (レス) id: cc0b9ee5b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃色もんね | 作成日時：2020年1月1日 0時
