過保護な兄を持ちまして… (ページ23)

今日:20 hit、昨日:49 hit、合計:57,907 hit

22 ページ23

須貝さんに連れてきてもらったのはすごく高級そうなイタリアンのお店

既に予約してあったみたいでスムーズに個室へ案内される

『すごいですね、ここ』

すが「友達に聞きまくってここに決めたんだｯ」

『そうだったんですか？ありがとうございます！』

すが「 Aちゃんの為ならなんて事ないよ笑」

なんて台詞を軽々言えちゃう須貝さんってなんと罪深い…

席に座ってしばらくすると順に料理が運ばれてきた。どれもとても美味しそう。

すが「 Aちゃん目輝かせすぎ笑」

『いや、だって美味しそうなんですもん！』

すが「確かに美味そう。食べよっか！」

『はい！いただきます！』

『美味しい〜！』

すが「幸せそうに食べるね笑」

『嫌ですか？』

すが「いや、俺好きよそーゆーとこ」

『照れるじゃないですか。笑』

すが「可愛い笑」

元々優しかった須貝さんが、余計に優しくて甘々で困ってしまいます…

すが「そろそろ帰りますか？」

『そうですね』

すが「送ってくよ」

『ありがとうございます！』

『あれ？お会計… 』

すが「もうしといたから大丈夫！」

『え？！悪いですよ！』

すが「ちょっとぐらいカッコつけさせて？」

『充分かっこいいです。』

すが「それ反則」

須貝さんがいつの間にかお支払いを済ませていてくれたので、そのままお店を出る

ここから私の家までの20分、2人でたくさん話をしながら帰った