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第37話 ページ40

夕陽「はぁ……そんなに奥さん心配?」

太宰「そうだよ。心配にもなる。」

さっき籍を入れたばかりなのに。

夕陽「狂犬と猟犬って似てるよね。狂犬って悪口ですが。」

太宰「……そうか……でも。」

夕陽「もう何も考えないで走って!私の同僚や部下が貴方を守るから!大丈夫。」

双葉「夕陽さん!お疲れ様。」

夕陽「ああ、後は……任せたっ!」

双葉「ささ、私たちの秘密基地へ。冬華さんが来るまでここに。」

太宰「分かった……でも。」

双葉「心配しなくても良いよ。」

太宰「あの子は……?魔法のステッキを使いすぎたって。」

双葉「ああ、問題ないよ。つーか道間違えた。」

太宰「は?」

双葉「袋小路。」

太宰「……本当に信じて良いの?」

双葉「嘘。作戦の一部や。」

太宰「……何か来てない?」

双葉「うっそ……レイラ、街の監視カメラ。」

レイラ『ん、監視カメラ見てるけど……特に異常なし。』

双葉「異常ないって事はないよ!」

レイラ『……ん、反応来た。……橘さんたちだ。』

双葉「ん、了解。」

太宰「なんだって?」

双葉「橘隊長だ。」

太宰「わかった……なら、これからどうするの。」


ーー

ナナ「おお!まだ立つの?」

朝日「ハンマーって良いね。」

周りが穴が空いている。
すっごく……大変だ。

冬華「ちょっと!ナナは強すぎる!」

ナナ「にょほ?」

冬華「……つーか。」

朝日「?」

冬華「その男はなんなの!!」

朝日「……どうする?」

ナナ「逃がさないよ?」

指を銃の形にする。
次の攻撃が___

朝日「……冬華!?」

覆いかぶさってくる。
流石にまずい


冬華「ッ……防御ステッキは向こう…か。」

ナナ「もろ、受けたんだぁ?」

冬華「……うる…さい。」

ナナ「……つまんないの。でも……治癒ステッキあるだろ?」


条野「……ナナ、終わった?」

ナナ「終わったよ。……奴の嫁は処分した。」

朝日「みんな聞いて、冬華がもうダメだ。増援……!」

ナナ「仲間に連絡?まぁいいか。」

朝日「……今日は退きます。」

ナナ「うん。」

朝日「……貴方を高く買うけれど?」

ナナ「うん、考えておくよ。」










太宰「ダメって……?」

双葉「そのままの意味だ。あの子らではダメか。」

太宰「冬華……は。」

双葉「……問題ない。ここの一軒家が私たちの秘密基地。」

太宰「普通に片山って表札出てるけど。」

双葉「あーっとねぇ……来夢さんの家だね……うん。」

来夢「いらっしゃい。」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時

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