第3話 ページ8
鶴丸サイド
露乃「その審神者が、それほどのことをしたのよ。」
理解してよ、という顔をしてる。
まあ、夜伽や暴力が多い。
レア太刀である(らしいが)俺らは何もされない。
ただ、あの目は。
小春「じゃあ壊してくる。物理で。」
露乃「物理っていうか、魔法っていうか。」
透華「こらこら。とりあえず。私たちは怪我人の治療。審神者の連行。そして刀剣男士の処分を行いますわ。」
来夢「太刀や大太刀、薙刀はどこかの本丸へ行っても良いのだけれど。」
やっぱり、コイツらは俺らの審神者とは違う。
鶴丸「俺は、お前の側に支えたい。」
露乃「よかったじゃん透華。イケメンにモテる。」
審神者「そんな茶番、必要ないわ!帰ってちょうだい!」
透華「やー物分かりの悪い女だ。」
鶴丸「待ってくれ、彼女たちは何も悪くない。
そんなに荒げる必要はないと思うけど。」
三日月「鶴。もうそいつらに心を開いたのか?裏では審神者も人間も信じない、と言ってたが?」
鶴丸「それとこれとは違うだろう!」
これは三日月の言う通りかもしれない。
だが___
そんな人間でもついて行きたいと思った。
来夢「マジかよ。(私たちすぐに死んじゃうよ?神さまとは違う。でも透華が良いなら彼の処分は__)」
本当に、審神者には世話になったが。
透華「ふぅん。じゃあ貴女政府でまた会いましょう。今日中に刀剣男士の皆さまは自分の事を考えて。本丸ごと消えるか。別の本丸へ行くか。」
彼女が再び笑みを浮かべる。
そのあと彼女たちは本丸の一室で一晩泊まることとなった。
光忠「鶴さん、本当にいいの?」
鶴丸「まぁな。面白そうだし。」
光忠「それだけの理由で?」
鶴丸「ああ。」
一期「なんだか楽しそうですな、鶴丸殿。恋ですか?」
鶴丸「い、一期!?」
一期「弟たちの面倒を見て参りますね。」
ニコニコとされちゃ、困るぜ……。
結局俺だけがあの少女たちと一緒に行く結果になった。
ーー鶴丸サイド終了
参「うまくいったようだねぇ。」
帝「そうですね、ここの審神者には辞めてもらいましょう。」
参「良かったよねぇ。」
帝「ええ。それでは少女たちにご褒美を。」
参「わかった。」
帝「ただ。彼女が何をしでかすかわかりませんし。」
参「それは、問題ないよ。」
帝「明日の昼頃2人で参りましょう。彼女を政府本部へお連れしましょう。」
参「そうだねぇ。」
2人は遠くから審神者の様子を見て笑っていた。
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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時