第16話 ページ25
透華「行ってしまったな。」
鶴丸「そうだな。」
三日月「せっかくだ。鶴丸一緒にずんだ餅をもらおうではないか。」
透華「じゃ、私は大倶利伽羅さんとおやつにしましょうかね。」
伽羅「……馴れ合うつもりはない。」
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清光「ここが、調理場だよ。」
来夢「まぁそこそこの人数だもんねー。食器とかすごいわね。」
露乃「そうね。」
清光「お湯が沸いてないじゃん!ちょと待ってて。人数分の湯呑みお願い。」
来夢「うん、というかさ。」
露乃「ん?残りの寿命の事ですかね。まー問題ないでしょう。」
清光「寿命?ちょっとまって、君たちって……。」
露乃「そうねぇ、貴方話聞いてたのかな?ちゃんと自分の主の話を聞きなさいよ。」
来夢「そうだ!刀剣は緊急時にどうするんだろ……。」
清光「あー……自動的に刀が出てくるような感じだな。」
来夢「あら、素敵。……魔法みたいね。」
清光「そうかな?そっちの方がずいぶん便利では?」
来夢「確かに。でもまぁ今この時に使いすぎると私たちは大人になれないんだよねぇ。」
露乃「確かに。」
来夢「貴方、世間的に約余命1年ですよ。」
露乃「あら。ステッキを使わなければいいんじゃないの?」
来夢「それが出来ないから困ってるのよ。」
露乃「えっ……でも。」
清光「いやいや……露乃さんはみんなの意見を聞いた方がいいって。」
露乃「そうなのかなぁ…。」
清光「じゃあ、お茶でも淹れようか。」
こん「さ、審神者様〜!何処へいらっしゃるのですか!大変ですよ!!」
清光「こんのすけ?」
こん「ああっ!加州清光さん!大変です、この本丸付近で強い時間遡行軍を検知しました!!」
清光「えっ!早く審神者部屋に行って!みんなに連絡を。」
こん「はい!」
露乃「大変そうね……狐さんも。」
来夢「こんのすけっていう名前があるのよ、あの狐。」
露乃「そういえば、あの子達は大丈夫なの?」
来夢「あーっと問題はないと思う。」
露乃「なぜ。」
来夢「今、小鞠から連絡があったの。……刀剣男士が多いし、鶴丸もいる。大丈夫 」
露乃「そう、鶴丸が入れば問題ないわね。」
……ステッキを使うとしても指揮棒のステッキは危ないわね。
燃やし尽くす可能性もあったからね。
私たちも戦わないとね。
みんなのために、ね。
その頃、審神者部屋は複数に刀剣が集まり重大な事件に対し動揺が広がっていた。
今まで、何処の本丸でも無かった事だったからだ。
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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時