寿命が残り僅かですがブラック本丸送りです。 (ページ22)

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第１３話ページ22

三日月「ここで大丈夫か？」

来夢「ああ。問題ない。」

今剣「わわっ、さっきのけんしゅうのかた！しっかりしてください！」

来夢「まだ出血止まらない……小鞠。」

小鞠「げ。私が切るの？」

来夢「うん、もう少しだから大丈夫だ。」

小春「透華ちゃん、しっかりして。」

露乃「おかえり。もしかしてステッキの使いすぎもあるでしょ。」

小春「それは、考えてなかったわ……。」

鶴丸「透華！大丈夫k…。」

露乃「さっきから透華透華五月蝿いのよ。邪魔だわ。」

小春「……露乃ちゃん！ステッキ使うのは……。」

露乃「ああ。どうしても邪魔だった。」

小春「あ、はは。」

なるほどね、たしかにうるさいかも。
鶴丸さんの透華ちゃんへの愛が大きい。

透華「……？」

小春「起きた！傷も綺麗に消えてる。」

透華「…小春？」

小春「ん？どうかしたの？」

透華「ううん、何でもないよ。助けてくれてありがとう。」

小春「よかった。」

とにかく。大事に至らなくて良かった。
まぁ刀剣男士の前でかなり魔法を使ったからな。
対策を練らないと。

この最凶の本丸の謎を暴かないと。

透華「もう、無理だわ……あんなの。」

小春「早かったわね。」

透華「あはは。お腹空いちゃった。」

ーー
同時刻。
参「お。帝ちゃんか。どうだい」

帝「お久しぶりです。私の嘘に気付くのも近いかと。」

参「そうかい。まぁそれはいいと思うよ。ブラックなとこと思い込ませて騙す。」

帝「ふふ。参さんと同じ意見なんて光栄ですわ……まぁ、彼女たちは強いので問題はないでしょうね。」

参「そう。あの子達が危なくなったら助太刀するつもり。」

帝「そうですか。それではまた今度。」

ーー

小春「いやー、燭台切さんの食事は美味しかった。」

光忠「そう言ってもらえると嬉しいよ。」

小春「もっと食べる！」

小鞠「全く。今日はよく食べるね。」

小春「だって、ご飯が美味しいもの。」

露乃「鶴丸はいつまで拗ねてるの。こんなに美味しいご飯があるのに。」

鶴丸「いや……いいんだ。」

露乃「え？なにが。」

鶴丸「き、気にしないでくれ。」

堀川「この味噌汁も僕らの本丸と違って美味しいです！」

岩融「だな！」

禮「ふふ。そちらの本丸は誰が料理を？」

岩融「基本的に当番制だな！毎日違った味が楽しめるぞ。同じ料理でも。」

堀川「確かに。此方の本丸は光忠さんがメインで？」

禮「ええ。意外と上手いので任せてるわ。」

今日は楽しい宴だな。
多分。