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第7話 現世編 弐 ページ14

小春「つゆちゃんの話に付け加えるのなら、そうね…眼や腕とかに紋章が浮かぶの。それは人それぞれ。私たちは左腕に紋章が浮かぶわ。」


青江「へぇ、なかなかに面白い仕組みだね。」

透華「そうそう。露乃ちゃんが一番寿命が短いのよ!」

露乃「それはもうやめて。」

鶴丸「待ってくれ、誰がそのステッキとやらを君たちに?」

透華「サイトがあるの。____魔法少女サイトって。
初めは偶然に出てくるのだけれど。2回目以降は普通の方法では検索できない、ステッキにUSBが付いてるからそれで検索するの。」

鶴丸「なるほど……それで?」


透華「えーっと、サイトには管理人が複数いるの。だいたい5、6人はいたような気がする。彼らは管轄内の不幸な少女に魔法のステッキを与えるの。」

鶴丸「凄いな、管理人ってどんなやつなんだ?」

透華「まあ、会えばわかるぞ。」

鶴丸「ふぅん、でも透華がいればいいや。」

透華「えーっと。」

鶴丸「………やはり、君が好きだ。」

透華「はぁ……。」

青江「ふふ、鶴丸も中々あの子に夢中なんだねぇ。」

石切丸「そうだね。」


今日から露乃ちゃんの別荘で暮らすことになった。
別荘って言っても10人ほど普通に暮らせる家だ。
暫くはここで暮らしていけるだろう。

東京と比べたら田舎だが、まあ楽しく過ごせそうだ。
森があるから。


青江「それにしても、自然がたくさんあっていいね。」

石切丸「そうだね。」

結局部屋割りだが、寝室が5部屋あるので

一部屋目 にっかり青江&石切丸
二部屋目 小春&小鞠&来夢
三部屋目 琴乃&露乃
四部屋目透華&鶴丸
五部屋目

五部屋目はまあ、物置になっとります。

露乃「これでいいでしょう。」

透華「待って?鶴と私?」

露乃「ええ、いいじゃない。何だかラブコメの小説の主人公みたいだし。」


透華「なんでやねん!」

露乃「……じゃあ仲良く楽しみましょうね。」

次のブラック本丸へ行くのも二週間近くある。
それまでは、ゆっくりとこの時間を過ごすことにしよう。

もう私は___



透華「はぁ……本当にいいのかな。」

鶴丸「どうかしたのか?」

透華「あー、ダメっす。」

鶴丸「一緒の部屋ならあんなことやこんなことができるな!!」

透華「煩いです!!」

扇を取り出して思いっきり振るう。

小春「窓開けて!青江さん!」

青江「わ、わかったよ!」

来夢「なんか街を探索してたら襲われた__魔法少女に。」

小春「ええ!?すっごく唐突ね。」

来夢「焦って奪ってきた。」

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@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時

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