終幕 其の一 ページ12
0009番の本丸。
本日をもって解体。
理由は以下の通りである
『審神者による刀剣男士への暴力、そして毎晩の夜伽。意図的な刀剣破壊。』
『彼女への処分は、審神者の役割と刀剣との記憶。そして審神者職からの永久追放。』
多少重い処分だが仕方あるまい。
最近は甘い人ばっかりいるからね。
報告書を書きながら私はなんて最低な審神者がいるのか、と思ってしまう。
審神者は、最近数も減ってしまってるのに。
これから大型の作戦を展開するのに__
「ブラック本丸」を潰し、新たな審神者を探す。
それも簡単なことではない。
沢山の犠牲が出た。
こんなことをする私もどうかと思うが、仲のいい「魔法少女サイト」の管理人を利用しブラック本丸の破壊を命じた。
彼女たちは、頑張ってくれたと思う。
まあそれだけの代償は支払ったし。
いいと思うけどね。
魔法少女か。昔そんな小説読んでたな。
まさか目の前に本物がいるとは思ってなかったけど。
そうだ、私の刀たちとも仲良くなったり、初めて行った本丸から刀三振りも入手していたような。入手って言い方もおかしいけれど。
「鶴丸国永」「にっかり青江」「石切丸」
なかなかに面白いメンツだわ。
帝「今度は…0010番ね。ここは…うん、酷いけど任せて平気よね。」
久々にいい気持ちで職場の上司に報告書を渡せそうだわ
8人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
@(プロフ) - 貴方の文ストの作品だがオリジナルフラグ立ってんぞ初心者じゃあるまいしルールくらいちゃんと守れ (2018年6月23日 17時) (レス) id: 2ba178c985 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黄泉 | 作成日時:2018年6月14日 19時