【BL】実はヤンデレな男達。【オリジナル】

9話:おいしいごはん。 ページ9

「つ〜か〜れ〜た〜ぁ。」



バタッ。


その場で倒れる。



兎沢「こら、兄貴ったら玄関で倒れないの！」



至が俺を引きづってソファに寝かせようとする。



「イダっ…！ちょ、体もげるって…！」



なんという馬鹿力。



兎沢「寝るならソファで寝てね。…兄貴、お酒飲む？」


「( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！飲みまーす！！」



一気に目が覚めたよ。

俺の大好物だから。



「ぷはぁ〜、帰ってからのビールって最高〜！」


兎沢「飲みすぎないでね兄貴。ただえさえ、アンタはお酒に弱いんだから。」


「だぁいじょうぶだって！俺、何歳だとおもってんのー。」


兎沢「……手遅れか。」



お酒一本で酔う人って珍しいと思う。


だが酔った兄貴は可愛らしい。


だから時々……



兎沢「兄貴、"キス”していい？」


「ん〜？おれが彼女役かぁー？」


兎沢「そう、彼女役。」


「んんっ…………」




長い濃厚なキス。


もし酔いが覚めてキスをしたら兄貴はどんな反応をするのだろう。




兎沢「ふふ…おやすみ、兄貴。」




愛しい愛しい僕のお兄ちゃん。







──────近い内に奪ってみせるよ。








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