７＋１ ページ17
「……何を、言っているんですか？ 戦争って……」
「……人違いですよ……」
またしても僕の後ろに隠れるクロ。好きですね、僕の後ろ。
「押さないでください」
「だって……知らねーし……」
ぐいぐい押し合っていると、椿はまた笑いだします。
「……あはっ、あはははっ！！ ひどい！！ ひどいなあ！！ ははは、面白くないっ。 “
上を向いて、椿は笑う笑う。
「……それじゃあ。……僕は、だーれだ……？」
ヒョオと風が吹きます。
「……ねぇ。サーヴァンプは何人兄弟か知ってる？」
「七人と聞きましたが」
「じゃあ７＋１は？」
「八ですね。それで？ この小学生でも答えられる問題になんの意味が？」
「え、何……面白くないな。……ともかく、八人」
ウケは狙ってないです。
「僕は八番目の真祖“憂鬱”のサーヴァンプ。通り名は“
「八番目……？ クロのほうが年下に見えますけど……？」
「外見は関係ねーよ。吸血鬼は老けねーし……。あとオレ、ちょっと若く見られるんだよな」
そこは刀剣とは違うんですね。お小夜は僕や江雪兄様より明らかに幼かったですし……粟田口もそうですね。実際の年はともかく、結構、わかりやすかったような気がします。
「……でもオレはこいつ見たことねーぞ？」
「ねぇ、他のサーヴァンプには会ったかい？」
高く跳び、宙を一回転すると椿は狐の姿になりました。こんのすけと違って細く、先端が白い尻尾は二本あります。狐は僕の腕に跳び移りました。
「蝶とか蛇とかいろいろいるよ？」
「そんなことより人の上で喧嘩しないでください」
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SERVAMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミナ(プロフ) - 紅葉蓮＊文才ほしいさん» 長々とありがとうございました、 (2017年12月28日 17時) (
レス) id: 2587896c62 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮＊文才ほしい(プロフ) - ミナさん» 体躯→宗三左文字ベース。城田真昼よりは身長が高く、宗三左文字よりは低い。細身で刻印のようなアザがある という感じの設定になっています。 (2017年12月28日 16時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮＊文才ほしい(プロフ) - ミナさん» そうですね、現段階では目→宗三左文字ベース。同じ色、雰囲気 顔立ち→宗三左文字ベース。いくらか年相応に幼くになっている 髪→城田真昼ベース。城田真昼に比べ前髪は長め (2017年12月28日 16時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 紅葉蓮＊文才ほしいさん» 返答ありがとうございます、よろしければベースはどちらだとか、ここはこっちの要素だとか、髪型はどうとかそういった設定を出していただけると嬉しいです。ご検討おねがいします (2017年12月28日 15時) (レス) id: 2587896c62 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉蓮＊文才ほしい(プロフ) - ミナさん» 両方混ざってます。 (2017年12月28日 15時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅葉蓮 | 作成日時：2017年8月24日 20時
