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いつもそうだった？
彼女のため、動いていたのはなんやったんやろ...
彼女にとって俺は、俺らは都合のいい駒だったんか？
ふつふつと沸き上がる怒りで
握り締めた拳がさらに強く固まっていく
俺は意を決して教室の扉を開けた
それを見るなり勝手に抱きついてくるこはる
もう可愛いなんて思えなくて思わず顔がひきつる
しかし、まずはいつものように優しく接した
sha「どうしたん？叫び声聞こえてきたんやけど」
俺が変わらぬ音色でそう言えば、泣き腫れた顔を上げて
「これ...」と言いながら綺麗に切れた腕を俺に見せる
カタカタと震える体はいつもと変わらない。
あぁ、そうか。いつも演技だったのか
未だ信じたくなかった真実が追い討ちをかける
俺はらいに目をやる
睨み付けるのではなく、大変だったな。
という同情の目。すまんという謝罪の眼差し
彼女はビクビクしていたが俺が怒っていないのを
確認したのか小さく泣き出した
ほんま、ごめんなぁ
sha「なぁ、正直にいってほしいんやけど」
「う....うん...ｸﾞｽｯ」
sha「これ、誰がやったん？」
紛れもない質問だった。
いつもとまんま変わらずに、同じ質問を投げ掛ける
彼女は泣きながらソッと手を伸ばす
「らい...さんっ、、が。」
はぁ...と思わずため息が出た
女って言うのはどうしてこうも汚いものなのか？
初めからそうやったんか？俺らに気に入られるために
嘘を重ねて、重ねて重ねて。
吐き気がする
指を指された彼女は
ぽろぽろと涙を溢しながら
違うと首を振って必死の抵抗をしていた
わかっとるで。と笑顔を向ければ彼女はまた更に泣き出す
俺は彼女の頭に手を置いて遂に言った
溜まった鬱憤、晴らさせてやるわ
sha「なぁ、おい」
彼女はらいちゃんに言っているとでも思ってるのだろう
返事がない。
sha「お前や、こはる」
「え..？」
sha「人に迷惑かけて尚よう、嘘がつけるな」
「わ、私ッッ、嘘なんて...！」
sha「ほんまええ加減にせえよ？流石に目ぇ覚めたわ」
「...や、あの、ちがぅ」
sha「うっせぇ！言い訳なんか聞きたないわ。もうええから。しゃべらんといて」
俺は更に泣くこはるを引き剥がしてグルッペンに電話する
相手は何故かわかっていたかのように納得して
退学処分を進めておいてくれるらしい
あとでわかったのだがこの教室
余裕でカメラがあった
放課後だから平気とか思ったんやろうか？
あーぁ、アホすぎる
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木材(もくざい)(プロフ) - ラークさん» そうなんです！なれましたヒロインに笑後日談を書こうと思ったのですがお話が埋まってしまいまして...本当に最後までありがとうございました！ (2020年4月9日 22時) (
レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
ラーク(プロフ) - 完結おめでとうございます！いかにも青春！！って言う素敵な小説でとても好きでした！夢主ちゃんヒロインになれたのね…おめでとう…！これからも頑張ってください！ (2020年4月9日 11時) (レス) id: aedc2cfc45 (このIDを非表示/違反報告)
木材(もくざい)(プロフ) - Nanakiさん» あぁぁああ...ほんっとにうれしい。え、ありがとうございます！！！私自身青春した経験があまりないので()小説のなかだけでも味わおうとした結果がこの小説になりました爆笑本当最後までお付き合いありがとうございました (2020年4月4日 15時) (レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - 完結おめでとうございます！学パロらしい、というか、物凄く青春って感じの終わり方で感動しました！次回作も楽しみにしています。お疲れ様でした！ (2020年4月4日 11時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
木材(もくざい)(プロフ) - みぃ~ちゃん�� さん» カ、カッコイイ！？ひええ無理矢理終わらせた感が凄くあったのでそう言っていただけると本当に嬉しいです！次の作品も見ていただけるのですか！？女神様...？次は俗に言う『無能系』の作品となります！是非よろしくお願いします！！ (2020年4月3日 12時) (レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
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