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you side
『コネシマさん』
kn「んー？」
スマホをいじりながら正門でしょっぴくんを待つ
コネシマさんに呼び掛ければ
大して面白げのない普通の返事で返される
『少し用事があったのを思い出して...』
kn「はぁ？お前それを今言うんか!?」
心底驚いたような顔をして目を見開いている。
そんな貴方に言いたい。
私は最初からそう言っていた！！
『先帰っていて貰っても構いませんよ？』
kn「しゃーないから待つ」
『ん...ありがとうございます』
私は、じゃあと言って校舎裏へと猛ダッシュする
制服だから走りにくいなんて事は言わずに
女子を捨てて走った。
短いスカートならば、確実に見えてんね
『はぁはぁ』
校舎裏はいつでも日陰のため涼しいと言うよりジメジメしている
気持ち悪いけど結局涼しければOKって節あるからね
走ってきてまだ息が耐え々の私に
複数人の女の影が私に近づく
その先頭にいるのはこの学園でも
非常に有名な綾瀬楓女
超小文字厨のぶりッ子女。
可哀想にこの子、
生まれたときから悪女なんて同情しちゃうよ
私は近寄る彼女たちに演技でもキッと睨み付け
低い声で「なんのよう」と一言告げた
すると彼女はセオリー通りにいつもの喋り方とは
考えもつかないような声で
「怖がらなくてもいいわ。私の話を聞いて」
と、薄気味悪い笑顔を浮かべながら言った
周りの目立つことの出来ないモブたちも
「楓女はやく言っちゃおうよ」
等と綾瀬を囃し立てる
その間、暇な私はこれからの台本をじっくり考える
私の踏み台となるこの子たちを
どう上手く利用しようか...なんて
私の方が悪女ばりの考えが浮かぶ
すると、やっと綾瀬が口を開く
「ねぇ、貴方。一緒にこはるちゃん潰さない？」
『そんな無茶苦茶な...って、は？』
暫く躊躇ってからにぃと笑った彼女は、
私の望む話とは全く逆のものの提案をしてくる
そんな予想外な展開に、私は頭が追い付かない
いや、私...え？
「嫌なら断ってくれても構わないのよ」
『全力で否定するに決まってんじゃん』
「あら残念」
そう言って彼女たちは何処かに行ってしまった
私も未だ理解の追い付かない頭のまま、正門へ向かった
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木材(もくざい)(プロフ) - あんぱんさん» あ、あっありがとうございます!!不定期な更新で申し訳ないです...(受験シーズンの為時間が...!) (2019年12月22日 21時) (
レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - こういうのホント好きです。。更新がんばってください!! (2019年12月22日 0時) (レス) id: cd5b3b3e38 (このIDを非表示/違反報告)
木材(もくざい)(プロフ) - 悠亜さん» わざわざコメントまで!!!本当にありがとうございます! (2019年12月7日 20時) (レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
悠亜(プロフ) - ご紹介ありがとうございます！ (2019年12月7日 20時) (レス) id: eb2dbc11ad (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 更新頑張ってください！ (2019年11月4日 17時) (レス) id: 079e7f03da (このIDを非表示/違反報告)
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