【wrwr/d】私はヒロインになりたいんじゃぁぁああ！！

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you side



キーンコーン(ry)
授業を終える合図が鳴った

「えー、授業はここまでと致します」

教科担任はそれだけ言って教室を出ていった
うちの高校、授業終わりの号令は
生徒会がいないクラスのみである

そんな理不尽な事があるのかと思うのだが
実際やってみると、めちゃくちゃ楽

先生が号令すら命じられないって
生徒会はどんな権力者の集だかよくわかる

しかしこれで放課後になった
さ、手紙の場所にでもいきますか
そう、静かに席を立ったところだった

kn「おい！A！」

とんでもなくでっかい声が私を呼んだ
その途端に集まる私への色とりどりな視線
ちょっとまてくれ、私めっちゃ目立つやん

『な、なんですか...』

小さく震えながら答える私に
彼はずんずんと近づいてきて
バシッと肩を叩いた

『！？』
kn「今日生徒会ないねん。一緒に帰ろうや」
『(・・・・)ぇ？』
kn「...？」

私が彼のいきなり過ぎる発言に固まっていると
どうした？と顔を覗かせてくる
近い！ちかい！！

kn「なんや、駄目なんか？」
『あ...えっと...私用事が...』
kn「えぇ〜...ええやん！なー？」
『わ、わかりましたよ...』

コネシマさんの威力に圧倒された私は
一緒に帰ることを許可せざるをなかった

そして渋々、という感じで教室を一緒に出る
あーあ..放課後いかなきゃいけないのになぁ..

kn「しょっぴくんも居るで！！！」
『ﾜｰﾀﾉｼﾐﾀﾞｱー(棒)』
kn「wwwwわざわざ(棒)って言う奴初めて見たねんけどw」
『え、そんな。よく言いません？』
kn「普通言わないやろwww」

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