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you side
『おはよう』
ガラガラとスライド式のドアをあける
滑りが悪くなって来たところ、また誰かが壊したようだ
ほんま、ようやるよな
「あ、A...！おはよう。今日は遅いんだね」
私を見つけるなり、パタパタと近寄ってきて
ふんわりとした笑顔を見せるこはる
この柔らかい笑顔で何人の男が落ちたのだろう
『ちょっと色々あったから』
「そっか！間に合って良かったね〜！」
きゃぴきゃぴと飾りなく話す彼女に
『うん』と適当な相槌をうって席に座った
「あの、そういえばさ...」
mn「こはるちゃーん！」
まだ話しかけてくるのか。めんどくさい
と思っていた時、オスマンさんがこはるを呼んだ
「あっ...」
『...行ってきなよ。』
「ご、ごめんね！後で話そう！」
どこまで彼奴はお人好しなんだ
彼女は眉を下げて、可愛らしく悩んでいた。
そっか、それがモテる秘訣か
なんて一人で不貞腐れ机に突っ伏した
蝉の鳴く声が余計に暑さを煽る
あーうざったい...
私は教科書を机のなかにでもしまおうと
鞄から教科書を取りだし、机に押し込んだ
クシャッ
『あれ...？』
今の不自然な音を不思議に思い
詰め込んだ教科書をもう一度引っ張り出す
手紙....だ
なかには
「今日の放課後、校舎裏で待ってます」
の一文だった
それは確実に女子の字で、
普通に見ればとても嬉しくなるようなものではない
しかし私はめんどくさい...なんて思うはずもなければ
悲しいことなんて無かった
何故なら。
ヒロインというものは確実に虐められ
そこから仲間をつけ、お花畑生活を送るのだから。
私のヒロインへの道は
近いと確信した
んひひ...放課後が楽しみや
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木材(もくざい)(プロフ) - あんぱんさん» あ、あっありがとうございます!!不定期な更新で申し訳ないです...(受験シーズンの為時間が...!) (2019年12月22日 21時) (
レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - こういうのホント好きです。。更新がんばってください!! (2019年12月22日 0時) (レス) id: cd5b3b3e38 (このIDを非表示/違反報告)
木材(もくざい)(プロフ) - 悠亜さん» わざわざコメントまで!!!本当にありがとうございます! (2019年12月7日 20時) (レス) id: cfd7089d94 (このIDを非表示/違反報告)
悠亜(プロフ) - ご紹介ありがとうございます！ (2019年12月7日 20時) (レス) id: eb2dbc11ad (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 更新頑張ってください！ (2019年11月4日 17時) (レス) id: 079e7f03da (このIDを非表示/違反報告)
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