お隣りさんちのヒョクチェくん3

パーティー ページ4

ｲﾄｩｸ『こんにちはー』

笑顔を浮かべて。
顔見知りの関係者たちと、挨拶を交わす。


今日は、仕事関連のパーティー。

主催者は、今、人気のアパレルブランド。
僕らにいつも、衣装を協賛してくれる。

お世話になってるから、SJ代表として出席することになった。
メンバーは僕の他に、キュヒョン、ウニョク、シウォン。

そのブランドの服で身を包み。
挨拶をして回る。




一段落終えて。

ｳﾆｮｸ『ヒョン！お腹すいたよー！もう食べていい？』

そう言いながら、その手はすでに皿へと伸びて。
ウニョクは僕の許可を得る前に、バケットを口に放り込んだ。

ｲﾄｩｸ『ふふっ(笑)仕方ないなー！でも、挨拶する時は、ちゃんとするんだよ？』

僕が諭すと。

ウニョクは、モグモグと口を動かしながらも、うんうん、と頷いた。

美味しそうに食べるウニョクを見ながら。
立食パーティーにしては豪華な食事に、僕らも手を伸ばした。





ｼｳｫﾝ『あ、ちょっと父の知り合いがいるので、挨拶してきます』

さすが財閥の息子、シウォン。
上品な雰囲気を纏ったまま、その場を離れた。

ｷｭﾋｮﾝ『シウォニヒョンはさすがですね。こういう場でも自然というか、場の雰囲気に飲み込まれないというか……』

ｲﾄｩｸ『うん、なんか場慣れしてるよね。堂々としててカッコいいし、同じメンバーで、誇らしいよ♪』


ｳﾆｮｸ『シウォナはいつも、こんな美味いもん食ってるのかな？』

ｷｭﾋｮﾝ『まったく……(笑)ウニョギヒョンは、ほんと食い意地張ってますよね……』


ワイン片手に、少し呆れてるキュヒョン。


ウニョク、誰も取らないから。
ゆっくり上品に食べなさい！(笑)

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