4話 ページ11
貴「ふわぁ〜おっはよう」
って言っても自分の部屋だから私以外誰もいないんだけどね。
まぁそんなことは置いときまして、みんながいるであろうリビングに向かいましょ。
そしてリビングに向かったところ、驚くような光景が広がっていた。
貴「はぁ〜、いい大人が何やってんだか。」
そう、そこにはテーブルの上には少し高そうなお酒や、スーパーに売ってあるようなビールの缶が転がり、ソファや地べたの上には恐らく酔いつぶれたのであろう私の親とリョーマの親が転がっている。
まぁ、たまに見る光景だね。
そうそう、南ちゃんや、倫子おばさんがいるならリョーマはあそこか
と、私は急いで2階へ、そして恵瑠&恵美と書かれた部屋に入ろうかと思ったが、何やら中から騒がしい声が。
そして恐る恐る扉を開けると。
そこにはベッドの上で飛び跳ねているもの1名
ベッドの下のとても幼児2人の部屋とも思えないような広すぎる部屋とも言い難い部屋で走り回るもの2名
貴「あんた達の親は下の部屋で酔いつぶれているってのに君達本当に元気だね」
その言葉が聞こえたのか動きを止める
リョ・恵瑠・恵美「おねーちゃん」
そして駆け寄る
貴「ハイハイみんな、したに行ってお母さん、お父さんたちを起こしてきて〜」
三人「はーい」
そして扉から飛び出し階段のそばへ
貴「あー、階段が難問だね〜」
流石に行けないかな?と思った時恵瑠がゆっくりではあるが階段を降り始め、それに続き恵美、リョーマも降りだした。
貴「あんた達、勇気あるね」
と、驚いていると、あっという間に1階に
そして私も下に降りリビングへ
すると先に来ていたリョーマたちは、既にお母さんたちを起こそうとしていて、起こし方がすっごく面白い。
リョーマは南次郎を容赦なくたたきつづけて
恵瑠と恵美はお父さんやお母さんの体のいろんな所をくすぐって起こしている。
最初は反応のなかった大人たちだがやがて起きた。
静「ん〜、今何時〜」
と、寝ぼけながらもそばにおいてあるケータイを手に取り時間を見る。
静「えっ!?まだ6時」
あれ?起こすの早すぎちゃった
と、心のこもってない言葉を心の中で呟いたのだった。
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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時