ひどい ページ12
『あれだけ、私には言ってきたのに、』
秀作「ちょっとA..」
『だってそうでしょ？子供だからダメなの？大人ならいいの？』
父「Aは黙ってなさい。」
『私だって北沢家の家族です！』
知晶「で、その写真がいつどこで撮られたのか正確に教えて。」
父「先週の日曜日、アンダーノソホテルのスイートルームだ。」
博文「とにかく、こんな画像が世に出回ったらうちの家族は終わりだ。どうにかするしかない。」
父「秀作。」
秀作「へ？」
父「お前の力でどうにかならんのか。」
視線がこちらに向けられた。
秀作「ごめん、言っている意味が分からないんだけど。」
父「相変わらず鈍いやつだなぁ。お前のとこの組織の力で表沙汰にすることなく穏便にすますことはできないのかと言っているんだ。」
秀作「そんなの無理に決まっているでしょ？！」
博文「本当に無理なのか？」
秀作「はい？」
博文「父さんこんなに困っているんだぞ。力になってやろうとか思わないのか！」
秀作「いや、それはね、僕だってできることなら力になってやりたいなとは思うけど、」
知晶「へぇ〜、思うんだぁ。」
秀作「えぇ..?」
『私は思わない。』(ﾎﾞｿｯ)
知晶「あなたってどこまでお人よしなの？」
秀作「どういう意味？」
知晶「今まで父さんが秀作の誕生日プレゼントを使っているところ見たことある？」
父「知晶。」
知晶「ネクタイ、ハンカチ、靴下、時計、他にも色々あげてきたわよねぇ？」
秀作「そういわれてみれば、見たことないかも。」
知晶「あなたのプレゼント、一度も封もあけずに毎年学校のバザーに出してんのよ。」
博文「バザーに出しても必ず売れ残るって涙流して笑ってたなぁ。」
秀作「..父さん..?ﾌｯ冗談だよね？＾＾」
父「(ﾌｨｯ)」
『最低ね(ﾎﾞｿｯ)』
秀作「…＾＾→(;_;)」(ﾀﾞｯ)
小岩井「秀作さん！どちらに？」
父「放っておけ！少し飲みすぎただけだ。」
小岩井「はい。。」
悲しさに耐えられなくて、家を出て、庭に来た。
ひどい。ひどいよ父さん。
次男「バザー..バザー..」
雨が降りしきる中、寝そべり、さっきの言葉が頭の中で何度も流れる。
兄さんも姉さんもなんで黙っているんだよ。
ねぇ神様。どうして人は生まれてくる家を選べないの。ねぇ神様。どうして僕はこの家に生まれてくる運命だったの。ねぇどうして。。
母さん、元気ですか。うちが騒がしくなってきました。今年の冬は寒くなりそうです。
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第一部隊 - 占ツク初めてだとは、思えないぐらいおもしろかったです！更新頑張って下さい！ (2018年2月18日 0時) (
レス) id: 9e9a32228e (このIDを非表示/違反報告)
Yuari(プロフ) - .96ガロンさん» ドラマとは違って、15年前に亡くなった設定にしてます。 (2018年1月28日 18時) (レス) id: 9445fac1dd (このIDを非表示/違反報告)
.96ガロン - 16歳だったら、お母さんが亡くなった後に生まれることになりますよ (2018年1月28日 11時) (レス) id: 5be32368dc (このIDを非表示/違反報告)
Yuari(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます＾＾最高なんて言っていただけて本当に嬉しいです！最近忙しくて更新遅くなるかもしれないんですけど、頑張りますね(^−^) (2018年1月27日 18時) (レス) id: 2f25a47ef7 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - JUMPでは７のみんなが大好きですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますWESTはピンクと緑と青色ジャス民です (2018年1月26日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuari | 作成日時：2018年1月17日 14時
