・ ページ11
「へぇ、花宮Aかぁ。俺はおそ松!このドルオタシコ松のこと覚えなくていいから。おそ松を覚えててくれたらいいから。」
「おいこのクソ長男!何Aちゃんの前でさいってぇな言葉並べてんだよ!ごめんね、Aちゃん。あんなの無視していいから。」
「はぁ!?何良いこぶってんだよ!」
凄く二人で言い合ってる。
一人っ子の私の目には凄く新鮮で見てて何だかほっこりした気分になった。
『ふふっ、本当に仲がいいんですね。流石兄弟です。』
そう笑って話しかけた途端、二人は固まり私をじっと見つめてきた。
え…何か変なこといっちゃったかな……
不安になり色々と考えているとパッと我に返ったかのように喋り出す。
「は、はぁ?!こんな長男と仲良いわけ!」
「そーそー!!」
『ふふっ……♪』
「てかお兄ちゃんあの笑顔に瞬殺されそうになったんだけど…!?」
「あの破壊力はヤバい……」
かと思えば二人で何やらこそこそしている。
「あっ、そう言えばカラ松とはどこで知り合ったの?」
「確かに気になる。」
『それは…橋の上で…驚かせちゃって川に落としてしまったことから……』
「……え?カラ松をAちゃんが…?」
申し訳ない気持ちが再度思いだし俯き小さく頷く。
「「えーーーーー!!!」」
「でもあいつ最近濡れて帰ってきたことなかったけど……」
「うん。……あ、でもひとつ。十四松が良い匂いがするって言ってたときがあったよね…?」
「その時か!?…これはカラ松に聞く必要があるな……てなわけで!ごめんねAちゃん!俺たち急用ができちゃった!また話そうねっ。行くぞ、シコ松!」
「あぁ…!っておい!!」
『あっ……は、はいっ…!また…!』
おそ松さんは後ろを振り返り笑顔で手をふった。
チョロ松さんは慌てながらも軽くお辞儀をして二人は颯爽と去っていった。
とても楽しい兄弟だな……また会えるといいな。
そう言えばシコ松って何だろ……?
214人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「逆ハー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時