天使と悪魔

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「行ってきまぁす」


今日は金曜日。


今日で地獄の一週間が終わる。


早く解放されたいよ、、、


そういえば、来週は転校生が来るのかぁ


さくらちゃんに目をつけられないといいけどね


そんなことを考えながら、いつもの公園についた。


公園は、私達６人の集合場所。


ちなみに、この学校は生徒会が支配してる。


スクールカーストってやつだよ。


歴代、生徒会は色々とヤバイメンバーが務めている。


で、今の生徒会メンバーがこの６人。


最悪でしょ？


だーれも逆らえないの。


去年の生徒会の先輩メンバーさん達が私達を推薦してくれた。


もちろん、生徒会長はさくらちゃん。


私はこの中では下の方だから、朝は一番にいなくちゃっていう自分の勝手な思い込みで、１番にくるんだ。


「有希っ！」


誰かが、思いっきり肩を叩いた。


いったぁ


この声は、


「友香！」


「あははっ」


「あははじゃないよ！痛いじゃない。」


まったくもう！


友香と私は初等部の頃からの親友。


最近は、いじめに染まっていっちゃう友香が遠く感じるの。


「え、どしたの？急に黙りこんで」


「何でもないよー」


「えー、そぉ？」


パタパタと足音が聞こえてきた。


「友香ぁー！有希ぃー！」


う、この声は


「おっはよぉー」

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