天使と悪魔

４ ページ32

ガチャッ

勢いよく部屋のドアが開いた。


せ、先生だ、、


「音がするから来てみれば、どういうことかしら。紫花さん？」


さすがにさくらちゃんも唇を噛み締めている。


「最近、問題になりつつあったのよ。


今、ローランは生徒会中心に回ってる。


私達が口を出したことは少ししかないわ。


でも、それで世に言う『スクールカースト』じゃないかっていうことが職員会議で議題になることが多くなった。


紫花さん？あなたが生徒会長よね。


この実態をどう受け止めているのか、そうききたいところだけれど貴方も参加しているのだからね。


驚いたわ、本当に。」


そして、私以外の生徒会メンバーを見回し最後にさくらちゃんをきつく睨んだ。


「貴方達は退学処分となるでしょう。」


冷たくいい放ち、私は先生に連れていかれた。

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す