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さくらちゃんはすごい。


NOと言わせない何かが、目にある。


だから、見つめられると操り人形になっちゃう。


だから、今日も


「う、うん。」


言わされてしまった。


すると、さくらちゃんは満足そうに微笑んで


「だって、皆。愛子ちゃんのせいで、有希ちゃんが辛い思いをしてたんだって。」


楽しそうに笑いながら言ったの。


こんなこと言ったら香里菜ちゃん達が、怒らないわけがない。


「おまえさぁ、調子乗んなよ?あ?」


「1年生の時、有希と仲良くしてもらってたからってぇ、調子に乗らないでっ!」


「だいたい、お前と有希は友達じゃないから。」


「もう、有希は勝ち組に入ったの。お前みたいなうじうじしてるゴミとは違うんだよ。」


一言一言皆に辛い言葉を浴びせられて、蹴られて、


「ご、ごめんなさい、ごめんなさい。」


たくさん謝ってる。


「じゃあさ、反省してんなら土下座しろよ。」


「えぇ〜、そんなんじゃダメでしょぉ!」


「じゃ、何をさせるかさくらちゃんに決めて貰おっ!」

「ナイスアイディア!」


何、この悪い展開、、、


ごめんね、愛子さん、、、


「えっ、私が決めるの?」


「うん、お願い。さくら!」


「ふふっ、分かったよ。考えとくね。」


さくらちゃんが考えることは、恐ろしい。


運が悪かったね、愛子さん。


「じゃ、楽しみにしてろよ白浜。」


「あはっ、明日が楽しみだねぇ!」


楽しみなわけないじゃない、楽しみなのはあなたでしょ、、、


「じゃ、早く帰れよ白浜。」


「そ、目障りだから帰れよ。」


「は、はい。」


愛子さんは、パタパタと帰っていった。


ふぅ、なにもしてないけど疲れたよ。


「有希、大丈夫か?」


香里菜ちゃんが来た。


「う、うん。大丈夫だよ、ありがとう。」


「ほんとにぃ?また、なんかあったら何でも瑠美たちに言ってねっ、有希っ!」


「うん、ほんとにありがとう。」


もう、話すだけで緊張しちゃう、、、


「じゃあ、みんなで帰ろう。」


さくらちゃんの言葉で皆が教室に走り出した。


私も、あとに続いた。

3→←悪魔達が潜んでる



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流雲(プロフ) - ゆ〜なりさん» これ、アプリで作ったやつだよ〜笑 ありがとう!頑張れる! (2019年10月20日 15時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜なり - すごい面白いー!絵が上手すぎない? (2019年10月20日 10時) (レス) id: dc1b74a6d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - アメリアさん» わあ、うれしい!ありがとうございます!頑張りますね! (2019年9月24日 19時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年9月15日 16時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:流雲 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki  
作成日時:2019年9月3日 21時

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