検索窓
今日:11 hit、昨日:16 hit、合計:22,596 hit

ページ25

案外、更新できそうだから更新停止状態終わりにしようかな、、、笑

やっぱり、書きます!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あのあと、2人で思いっきり泣いた。


あー、すっきりした!って2人で笑ったんだ。


それから、こんなこと言われた。


「今日、電話するね。言いたいことあるから、ここじゃ言えないしね。」


って。


うーん、何が言いたいんだろう、、、


さくらちゃんたちに2人でいるところ見つかっちゃいけないから、私が先に帰った。


昇降口で、ローファーを履いて外に出るともう真っ暗な時間帯だった。


うわぁぁ、ママに怒られちゃう!


超特急で、校舎から出て無駄に広くて嫌になるくらい長い、昇降口から校門までの道を走って、校門から出ようとしたら、セミロングの髪の女の子が後ろ向きで立って本を読んでいた。


どうしたんだろう、誰か待ってるのかな?


結構暗いし、制服はここのブレザーだけど、、、


そんなことを考えて立ち止まっていたけど、ハッ!怒られるぅ!


と、思い出してその子を追い越していこうと思ったら、


「あ、来た。待ってたんだよ、有希ちゃん?」


すっかり、トラウマになっているこの声。


「さ、さくらちゃん。私のこと、ま、待ってたの?」


恐る恐る、聞いてみると、


「うん、遅かったね。何してたの?」


と、探るようにこっちを見つめた。


え、なにこの空気、、、


「とっ、図書室で本読んでて、閉まっちゃったから教室で読んでたの。そしたら、お、遅くなっちゃって」


頑張って、嘘をついた。


「ふぅん、そうなんだ。遅かったから待ってたの。ローファーも靴箱にあったから。暗いから一緒に帰らない?」


うーん、これ以上探られたら困るかも。


「ごめんね、急いでるから。また明日ね!」


必死で顔が引きつらないようにあくまでも冷静に。


「そっかぁ、残念だなぁ。ばいばい有希ちゃん。」


ばいばいと返して、走った。




やばいっ!やばいよっ!


バレたかもっ!

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:いじめ , スクールカースト , 流雲 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

流雲(プロフ) - ゆ〜なりさん» これ、アプリで作ったやつだよ〜笑 ありがとう!頑張れる! (2019年10月20日 15時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜なり - すごい面白いー!絵が上手すぎない? (2019年10月20日 10時) (レス) id: dc1b74a6d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - アメリアさん» わあ、うれしい!ありがとうございます!頑張りますね! (2019年9月24日 19時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年9月15日 16時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:流雲 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki  
作成日時:2019年9月3日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。