【鬼滅の刃】不死川の継子の物語【不死川実弥】 (ページ14)

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13話ページ14

蝶屋敷にAを連れて行った時は
胡蝶(姉)にしこたま怒鳴られた。

女の子の足に傷をつけるなんて…とかなんとか。

3日間は絶対安静。
Aとの稽古はそれからだった。

･

『では、今日からよろしくお願い致します』

「全集中の呼吸っつう基礎をまずはつけろ」

『はい』

胡蝶から借りた瓢箪をAに渡す。

『瓢箪…？』

「これを全集中･常中で割る。それがお前の1番の課題だ」

『貴方にもゆーもあというものがあるんですね』

『んなこと冗談で言うように見えるかァ？』

「いいえ」

まずは全集中の呼吸の基礎、型について説明をした。

「まず呼吸を会得するとこから始めなきゃならねぇ。
長くて半年から1年。それ以上かかるやつもいる。
こいつを極めて、止血や身体の強化、動体視力の強化だったり色んなことに応用する」

『はぁ…。幅広いんですね』

「呼吸を使う事が鬼を切る絶対条件。これがねぇと鬼の首は切れねぇ。全集中をさらに極めると常中ができるようになるが、まずは全集中が出来ねぇことには何も進まねぇ」

『はい』

「女だからって手加減はしねぇぞ。俺の継子になったからにはそれ相応の鍛錬させるから覚悟しろ」

『はい！』