僕達の歌姫【BTS】

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〈JK side〉









「ヒョンー！湿布どこー？！あと絆創膏も！」








台所で夕食の支度をしているジンヒョンに声をかける。
今さっき、撮影から帰ってきたばかりでほかのヒョン達はお風呂に入ったり、ダラケている中、こうやって僕たちのためにご飯を作ってくれるところはさすがヒョンだと思う。









JN「それならそこの棚！ついでに消毒液もあるよ！」









「ありがとう！」









ガタガタと棚から数枚の絆創膏と湿布を取り出し、消毒液もしっかりと持って急いで階段を上る。
途中、ホソギヒョンとすれ違って「ほどほどにしとけよ〜」ともう片方の手に持っていたバナナキックを見て言われた。









…別に、全部自分で食べようとなんて思ってないよ。









「Aー！！」









気を取り直して、部屋の扉を開け放ちAを呼ぶ。









『声がデカい。』









僕の登場に、ベットに座ってしかめっ面をするA。
その顔も可愛いなんて言ったら、僕の命が危ないので「ごめんごめん」と言いながらAの隣に腰を下ろす。









「足、見せて」









『…は？』









「いいから早く」









そう言って無理やり僕の足の間にAを座らせ、スリッパを脱がせにかかる。









『ちょ、何すんの！！』









いきなりの事に慌てて抵抗するも、Aなんかが僕の力に叶うはずもなく、スリッパは呆気なく脱げ落ち、Aの足が露わになる。









「やっぱり」









『…』









僕の言葉に気まづそうに目を逸らすA。









「隠せると思った？」









『…別に。』









露わになったAの小さくて白い足は、真っ赤に腫れ上がり、所々に血がついている。
理由は紛れもなく、あの厚底で踊っていたせいで。

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