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…女子がいる。ありえないだろ…




目の前に立つその女の子はとても華奢な身体付きをしていた。
ミルクティー色の肩まであるサラサラの髪、そしてとても綺麗なヘーゼルの瞳。透き通るような白い肌に、大きな目。
…危うく目を奪われそうになった。





PD「とりあえず、自己紹介をしようか。」





パンPDの言葉に、まずはもう1人の男の子が1歩前に出た。
あ!僕、この人の事知ってるや。






JM「パク・ジミンです。年は95lineです。よろしくお願いします!」







TH「俺テヒョン!同line!!ジミンの事、俺知ってるよ!!」





自己紹介したジミンヒョンに食い気味に握手を求めるテヒョンイヒョン。
ほんっと、あの人ったら…笑






だけど、実は僕も少しだけ興奮してたりするんだ。
だってジミンヒョンは、あの有名な韓国芸術高等学校の舞踏科を首席で入学したってこっちでも噂になってたぐらいだからね。
そんなジミンヒョンが僕達と同じグループだなんて、すごく嬉しい。
…なのに。








『チョン・Aです。年は97lineです。よろしくお願いします。』






そう言って彼女は、フワリと笑う。
隣にいるヒョンたちがほんのり頬を染めたのを僕は見逃さなかった。






…ホントに最悪だ。
ヨジャが僕達のグループにいる事自体がありえない。
しかも同じ名前に同line?最悪すぎるよ…







JN「最年長のキム・ソクジン!2人ともよろしくね!」





YG「ミン・ユンギだ。」




NJ「リーダーのキム・ナムジュン。分からないことがあったら俺に聞いてくれ。」




HS「チョン・ホソク!弟と妹が一気できて嬉しいよ!!」




TH「キム・テヒョン!!2人と同じグループになれて嬉しいな!」





…なのにヒョン達はどうしていとも簡単にソイツを受け入れてしまうんだろう…。





「……チョン・ジョングク。」





僕はぶっきらぼうに言葉を吐く。
それでも彼女は笑って言った。




『よろしくお願いします。』





…気に食わない。
僕の敵意に気付いて無いフリをするその態度も。
ヒョン達をトリコにしてしまうその容姿も。
綺麗すぎるその声も。全て。
何もかもが気に食わない。





僕はお前を絶対に認めない。





ヒョン達と仲良さそうに話し始めるアイツを僕はじっと睨みつけた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点   
作品ジャンル:恋愛
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のあ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!!精一杯頑張らせていただきます!! (2020年2月4日 19時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - めちゃくちゃ面白いです!頑張ってください (2020年2月4日 2時) (レス) id: 4d0761b887 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» そんな風に言って貰えて光栄です(泣)ロゼさんの事応援しながらたくさん更新して待ってます!!頑張ってください!! (2020年1月30日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ - ぐわぁぁぁぁぁ 既に涙がポツリと…w悲しい感じの話が好きなんで私には嬉しいですw でも…受験終わるまで没収されるので続きが……読めない…ттあぁぁぁぁぁ… (2020年1月28日 19時) (レス) id: e951c39958 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» 楽しみましょう!!!!!作者、悲しい感じのお話しか書けないんですよね…((楽しみにしててください!! (2020年1月28日 6時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のあ | 作成日時:2020年1月14日 11時

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