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『…何？ずっと黙ってちゃ分かんないけど。言いたい事あるなら言えば？』
そんな僕に、Aは喧嘩腰に言う。
ヒョン達が少し焦るのがわかった。
あぁ、ウザイ。あるよ、お前にいいたいことはたくさん。
「BTSにお前は必要ない。」
YG「…おい。」
ユンギヒョンが低い声で牽制に入る。
けれど僕は構わず続ける。
「少しダンスが上手いから、歌が上手いからなんだ？お前は身長も筋力も音域も何一つ足りてない。僕達に届いてすらいない。
そんなに音楽がやりたいなら、他のグループにでも行けばいい。」
その言葉にAの瞳が揺らいだ気がしたけど、1度開いた僕の口は止まることを知らない。
「お前はいらないんだよ」
しまった。
っと思った時にはもう遅くて。言い過ぎたかもしれないと、パッとAの洋服から手を離す。
だけど…
『…そんな事、私が1番分かってる。』
アイツは泣いてるわけでも怒ってるわけでもなく、ただじっと僕を見返す。
ヒョンたちも黙ったまま、驚いた顔でAを見つめる。
『自分が未熟な事も、今の私が必要ない事も全部分かってるよ。』
彼女はそれだけ言うと『お先に失礼します』と言って部屋を出ていった。
予想外の事にその場が唖然とする。
何か言い返されると思って覚悟してたのに、拍子抜けした感じ。
昨日までの彼女の気の強さはどこかへ行ってしまったようだった。
JN「気持ちは分かるけど、ちょっと言い過ぎたかな。」
Aが出ていった扉をじっと見つめていると、ジンヒョンがやれやれと言った顔で僕の肩に手を置く。
JN「Aが来た理由を、まだジョングクに言ってなかったね。」
ジンヒョンから告げられた理由を聞いた時、あんな風に言ってしまった事を少しだけ、後悔した。
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のあ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!!精一杯頑張らせていただきます!! (2020年2月4日 19時) (
レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - めちゃくちゃ面白いです！頑張ってください (2020年2月4日 2時) (レス) id: 4d0761b887 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» そんな風に言って貰えて光栄です(泣)ロゼさんの事応援しながらたくさん更新して待ってます!!頑張ってください!! (2020年1月30日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ - ぐわぁぁぁぁぁ 既に涙がﾎﾟﾂﾘと…w悲しい感じの話が好きなんで私には嬉しいですw でも…受験終わるまで没収されるので続きが……読めない…ттあぁぁぁぁぁ… (2020年1月28日 19時) (レス) id: e951c39958 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» 楽しみましょう!!!!!作者、悲しい感じのお話しか書けないんですよね…((楽しみにしててください!! (2020年1月28日 6時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2020年1月14日 11時
