小さくなりました【伏黒恵】

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『え、は、ん？ちょっと待ってね……どういうこと？』


伏黒｢それは俺のセリフ｣



えっと…幼児化した恵くんが、私が頬にキスをした瞬間に伏黒になったと…



『いや、私王子様の立場ですかっ！？！？』


伏黒｢訳分からないことを言うな、さらに混乱する｣




『えぇ…私の可愛い恵くん…』


伏黒｢いつの間に俺はお前のになった｣


伏黒｢それより、何があったか教えろ｣


『あ、はい、すみません』



伏黒｢………まじ？｣


『まじ』


私がそう言うと、ガーッと頭をかきむしるめぐ……伏黒


伏黒｢はっず…///｣


『……やっぱ、イケメンってずるいわァー』


大きくなっても、可愛いってずるくないですか？神様、不平等ですよ


『っていうか、実質伏黒にキスしたようなものだな』


伏黒｢思い出させるな｣


『まぁ、初めは伏黒からしてきたんだけどさ』


伏黒｢…俺、幼児化している間に何したんだ…｣


『えっと…お風呂に一緒に入りたがったり、やけどの心配してくれたりとか、頬にキスとか…』



伏黒｢……埋める｣


『ちょっとその玉犬しまおうか』


伏黒｢満象の方が良かったか？｣


『本気で息の根止めに来ようとするな』



伏黒｢…｣


『ねぇ、あの…その手の形…満象に似てる気がするんだけど？ちょっと、ねぇ？あの、待ってストップ！ストップ！』

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