今日:31 hit、昨日:4 hit、合計:120,804 hit
小｜中｜大
仕返し ページ5
赤side
｢ただいまー｣
玄関から声をかけても返事はない。
｢ただいまー.....っと｣
リビングのドアをそーっと開けると、ソファから智洋さんの頭がはみ出しとるのが見えた。
｢寝とるんかな〜｣
荷物を置いてソファにそーっと近づく。
そこにはクッションを抱いて寝転がっとる智洋さんがおって、あまりの可愛さに悶えそうになった。
｢ほんまに寝顔かわええよなあ｣
綺麗な青髪が昨日と同じように目にかかっとる。
そういやそろそろ髪色変えるんかなあ
｢久しぶりに金髪見たいねんなあ、俺智洋さんの金髪好きやねん｣
あれが俺の中の智洋さんの全て。
キラキラしとって、全部が綺麗で、儚くて今すぐにでも消えそうな。
......好きやなあ。
｢仕返し｣
そう呟いて唇を重ねる。
全部、全部智洋さんが悪いんやからな。
｢.....よし、昼飯作ろ！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 415人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちもち子 | 作成日時：2020年7月5日 22時
