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《34》マロニーと危機 ページ35

彼女の一人暮らしにしてはまぁまぁ広い家で、



6人で鍋を囲む。



Aちゃんがマロニーを入れていると、



悠仁と野薔薇が悲鳴を上げた。








「ねぇ!!プレギフ再開してる!!」



「Aさん!!」



『そういえば運営から連絡来てたなぁ、



鍋の火止めて、溜まってるパーティー討伐やってみる?』








そう言って、ブンブンと首を振った1年生3人。



クスクスと笑ったAちゃんは、七海と僕に断って鍋を止め、



僕に携帯を出すように言うと、七海と1年ズに、



アプリを閉じるように言った。







「え?」



『ごめん、こないだの悟さんみたいに、



私と臨時でもパーティー組んだら、多分アカウント晒されちゃう』



「あぁ確かに…」



『だからブラウザ版からゲスト状態でプレイしてみて』



「わかった!」








満面の笑みで携帯をタップし始める3人。



すると、動こうとしない七海に、Aちゃんが声を掛けた。








『建人は見てる?』



「貴方が楽しんでいればなんでもいいですよ」



『じゃあやろ!



建人のアカウントは私が守ってるからそのままでへーき!』








そう言って、一人立って鍋をつついていたAちゃんは、



僕と七海の間に座った。



そのままAちゃんがアプリを起動する。



…瞬間、えげつないほどの通知が知らせを告げた。



少し怪訝そうに七海が顔をしかめる。








『…うわー、えぐ』








【カワウソ様!



前からパーティー入会お願いしてたじゃないですか!!】



【カワウソ様もやっぱり恩より戦力ですか、



そんなの運ゲーです!】



【カワウソ様も鬼純姫ゲットされないんですか?】



【あの喜久福って人、



どんなコスい手を使って鬼純姫取って、



カワウソ様に近づいたんですか!!】



【カワウソ様、



レベルアップおめでとうございます〜♡】



【どうか、輝星の会へ入会してください】



【臨時で良いので、このクエストだけ一緒に…!!】



【おいカワウソ、



おれをパーティーに入れなかったら新入りを潰すぞ】



…横からチラ見してみたけど、



なんで僕が危機にさらされてるんだろう。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 七海建人   
作品ジャンル:恋愛
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三井葵(プロフ) - 主人公がまさかの日本三大怨霊の一人崇徳天皇の末裔だったとは驚き桃の木山椒の木(←古いギャグ(笑)) (4月3日 20時) (レス) @page46 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - やばい凄く好みなお話です…めちゃハマってしまいました…笑昨日から見始めて続き読んでたらたまたま話が更新されててすぐ続き見られたの嬉しい…続きゆっくり楽しみにしてます! (3月12日 2時) (レス) @page37 id: 0539db3d38 (このIDを非表示/違反報告)
三井葵(プロフ) - 野薔薇可愛いすぎますね!更新頑張ってくださいね! (3月10日 20時) (レス) @page31 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
鍵ホーム(プロフ) - 面白い!!(゚∀゚)続きまってます!頑張ってください! (3月9日 15時) (レス) id: 9881f6affa (このIDを非表示/違反報告)
アジア人の末裔 - メッセのやり取りの五条せんせーの僕レベルになると〜がめちゃくちゃツボにはまりました…!! (3月7日 21時) (レス) @page7 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御手洗ネコ | 作成日時:2024年3月3日 21時

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