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「おい！！！」
聞こえた声に我に返り、慌てて陣内を突き飛ばして離れる。
「お、来た来た。」
向かってくる伍代をニヤニヤしながら見つめる陣内。
え、なんでここに伍代がいるの？
てか今、絶対みられたよね……
いろんなことが一気に起こりすぎて頭の整理が追い付かない。
「どうして、伍代が…」
「俺が呼んだ。やっぱ好きな女には幸せになってほしいじゃん？くるように連絡したんだよ。Aはもらうって。」
この男は一人だけ満足そうに笑っていた。
なんでそんなこと……
「てめーふざけんなよ！」
キレてる伍代に余裕はなく、話も聞かずに思いっきり陣内を殴る。
「痛ってー…相変わらず熱いなぁ。せっかく彼女といい感じだったのによー」
陣内は全く動じず答えた。
「おい、なんなんだよ。あのメッセージ！」
「いやークリスマスってさ、やっぱ人肌恋しくなるじゃん？彼女隙だらけだし、いけっかなーって思って。こないだだって話したろ？」
「てめー！」
挑発するような陣内の言葉に伍代のイライラが増していく。
「つーか、おまえの彼女でもねぇんだからに怒る権利も殴る権利もなくね？」
「…………。」
「なーんて。おまえ、こうでもしねぇと、自分の気持ちに気づかねぇだろ？もう、Aには幸せになってもらいてぇんだよ。」
「……は？どういうことだよ。」
「ま、あとは二人で逃げずによく話し合えよ！じゃあな！」
「ふざけんじゃねぇよ！話は終わってねぇぞ！」
伍代がそう叫ぶも、陣内は全く相手にせず、バイクを走らせて去っていった。
なに今の…
わけがわからないまま取り残される私と伍代。
沈黙が続く。
なんとなく気まずい。
「……とりあえず、うちくる？」
「あぁ。」
今のキス絶対誤解してるよね……
誤解を解きたくて、冷静に話がしたい。
とりあえず私のアパートへと移動することにした。
エレベーター乗るときもずっと伍代がイラついてるのがわかって、話しかけられず、無言だった。
まず、何から話せばいいんだろう。
あんな場面を目撃して私の話を信じてくれるだろうか。
切り出しを考えてるうちに部屋の前についてしまい、鍵を開ける。
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みお(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年6月25日 22時) (
レス) @page13 id: a084972b78 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - こんにちは！急なんですけどなんか最近伍代くん関連の作品キスシーン多くないですか？妄想が止まらなくて読むたびにカッコいい伍代くんに半殺しにされてるんですけど…。これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年6月18日 13時) (レス) @page4 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優奈 | 作成日時：2022年5月9日 23時
